ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第2体育館 Aコート
試合区分: No.234 女子 5位決定戦
開催期日: 2004(H16)年12月04日(土) 主審: 柳屋 伸明
開始時間: 11:40 副審: 田島 寛治
終了時間: 13:10  


専修大

( 関東3位 )

81

 
18 -1st- 19
18 -2nd- 12
18 -3rd- 13
27 -4th- 23
 

67


武庫川女子大

( 関西1位 )

 5、6位決定戦のこの試合、前半は両者シュートが決まらず流れを掴みきれないままゲームが進む。試合が動き始めたのは第3ピリオド。専修大が#17出水の3Pシュートで流れを掴む。武庫川女大は1on1で得点を返すが、専修大の勢いは止まらず、10点差がつく。そのリードで専修大は落ち着きを取り戻し、第4ピリオドの武庫川女大の勢いのあるプレイに対してもしっかり対応し、#5川村らの得意の3Pシュートも決まる。武庫川女大も#4山本らが意地を見せるが及ばず、専修大学が勝利し、5位となった。
 
   第1ピリオド、専修大は1on1からの合わせ、武庫川女大はスティールからの速攻を中心に得点する。専修大の堅いハーフコートディフェンスに対し、武庫川女大は簡単に攻め入ることができないが、相手の一瞬の隙を突くスティールを見せる。専修大は#4関の3Pシュートなどが決まるが、イージーシュートを落とし、乗り切れない。その間武庫川女大は鋭いパスで合わせを作り出し、バスケットカウントで流れを掴む。
 
   第2ピリオド、第1ピリオドに引き続き序盤は武庫川女大ペース。専修大はシュートが落ち、武庫川女大はそのリバウンドを確実に抑えると速い展開で攻め込む。しかし、専修大も#6長南を中心にリズムを取り戻すと徐々にシュートも決まり始める。そのまま専修大が引き離すかと思われたが、武庫川女大はゴール下で専修大のファウルを誘い、フリースローで喰らいつく。両者流れを掴みきれないまま前半が終了する。
 
   第3ピリオド、出だし、専修大は足が動かず、ミスを連発してしまう。武庫川女大は一気にたたみかけたい所だが、専修大#8山下のスティールを機に流れは逆転。#17出水の連続3Pシュートなどでじわじわとリードを広げていく。武庫川女大は1on1を仕掛け得点を返すが専修大の勢いが勝り、10点差、専修大リードで最終ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、なんとしても追いつきたい武庫川女大は積極的にオフェンスリバウンドに飛び込んでいく。ここまで当たりの無かった武庫川女大#4山本のシュートも決まり、流れを掴みかけるが、要所で専修大#10伊藤が勝負強さを発揮して3Pシュートを決め、譲らない。さらに専修大は#17出水がこの日5本目の3Pシュートを沈める。武庫川女大も#15高村らの3Pシュートで追いすがるが、専修大#5川村が3Pシュートで勝負を決め、粘る武庫川女大を退けた。

笹川 宏子 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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