■Aブロック 慶應義塾大学と青山学院大学がベスト4進出をかけて対決することが予想される。 1部昇格一年目にして関東リーグを制した慶應義塾大学は、その勢いで日本一を狙う。得点能力抜群の両ウィング#5石田、#9辻内や、脅威的な高さでインサイドを支配する#13竹内、内外どこからでも得点できる#12酒井と、攻め所に困ることがない。そしてゲームをコントロールし、この四人へパスを供給していくのが関東リーグMVPの#4志村。彼が創り出すスピーディーなゲームで毎試合ハイスコアを叩き出す。唯一の不安材料は選手層の薄さか。一週間の連戦をスターター5人で乗り切るのは厳しい。#6関ら控え選手が自分の役割を果たせるかどうかが鍵になるであろう。 入れ替え戦の末、見事関東1部リーグ昇格を決めた青山学院大学は、春の関東トーナメントでも準優勝しており、その力は侮れない。強さと巧さを兼ね備えたC#7佐藤がインサイドを支配し、爆発力のあるシューター#10岡田が外から射抜く。そしてチームの持ち味であるスピーディーなゲームを展開する要となるのが#4鈴木。全員で走り勝つゲームを目指す。 塚本ヘッドコーチのもと、新体制1年目の集大成として良い結果を残したい明治大学にも注目だ。核となるのはアウトサイドでは#8神崎(剛)の3Pシュート、インサイドでは#10黒田のゴール下、リバウンド。また関東リーグで揉まれた下級生の成長にも期待したい。 |