ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第2体育館 Aコート
試合区分: No.233 女子 7位決定戦
開催期日: 2004(H16)年12月04日(土) 主審: 中嶽 希美子
開始時間: 10:00 副審: 緒方 崇


立命館大

( 関西3位 )

75

 
13 -1st- 21
22 -2nd- 15
22 -3rd- 19
18 -4th- 13
 

68


桜花学園大

( 東海1位 )

前半、桜花大が立命館に明らかな体格差を見せ付けた。#4椎名が軽く10点を奪う。また、#7名木がオールラウンドに3Pシュートからインサイドまで幅広い活躍で淡々と得点する。後半、1点ビハインドの立命館が追い上げにかかった。機敏なディフェンスからカットを狙い、速攻などで立命館らしい流れを作っていく。第4ピリオドは取っては取り返すのシーソーゲームとなったが、立命館がこの接戦をものにした。
 
  第1ピリオド、桜花大#4椎名の力強いインサイドでの得点からゲームがスタート。対する立命館は#10森岡、#11坂木が連続して3Pシュートを決め流れに乗るかと思われたが、乗り切れない。桜花大#4椎名の10得点などもあり、21-13で桜花大がリードする。
 
  第2ピリオド、早々に立命館が連続して得点し3点差まで追い上げる。しかし、肝心な所でターンオーバーを連発してしまう。桜花大はなかなか調子が出てこないもののリバウンドに喰らいつき粘り強い攻防をみせる。残り2分30秒#9長滝がスティールから速攻、1on1で連続で6点を奪うも逆点にはいたらず、桜花大の1点リードで前半を終了。
 
  第3ピリオド、桜花大は素早いパスワークから全員がバランスよく得点。立命館は、#14吉田が10得点の活躍。残り4分30秒、#10羅が4ファールでコートをしばし退く。その隙に立命館#13が逆点シュートを決め、しかもカウントのシュートを決め2点リード。55-57で立命館がわずかにリード。
 
  第4ピリオド、また桜花大がリードを奪い返す。しかし、残り4分45秒立命館#14吉田がねじ込み同点とする。徐々に桜花のターンオーバーが目立ってくる。そこを立命館がすかさずゴールに走り得点し、またもリードを奪い返す。桜花大のオールコートディフェンスが一層に激しくなるが、立命館#9長滝、#10森岡の巧みなドリブルワークと、素早いパスワークでかいくぐり、立命館が激しい攻防を競り勝った。

松岡 良治 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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