関東を制した筑波大が第1シードの貫禄を見せる結果となった。前半から筑波大リードのまま試合が流れていくが、後半に入ると鹿屋体大の小さな指令塔#8平田の3Pシュートで1点差まで追いつく。しかし、筑波大エース#8近藤を中心に攻めていき、勝負所の強さをみせた筑波大が78−68で勝利し。明日の決勝戦に向けて良い結果となった。
第1ピリオド、お互いにパスミスでチャンスを逃してしまう。それでも筑波大#4田渕・#8近藤・#14櫻井を中心に速いパス回しで展開し、中・外とリズム良く得点していく。粘る鹿屋体大は、オフェンスリバウンドから得点するが、22−10の筑波大リードで終了。
第2ピリオド、一瞬気が緩んだのか、筑波大の激しいディフェンスが甘くなる。そこに漬け込む鹿屋体大は#7永石のシュートや#8平田のドライブで得点していく。しかしイージーシュートを何本か落としてしまい、33−29の4点差で筑波大リードのまま終了。
第3ピリオド、流れが完全に鹿屋体大ペースとなる。動きが良くなっていく鹿屋体大は#8から繰り出されるパスでチームが合わせ始め、開始5分足らずでついに同点に追いつく。そこからは一進一退が続くが、残り30秒で鹿屋体大#8平田の3Pシュートで55−54の1点差で終了。
第4ピリオドに入っても鹿屋体大は全員でリバウンドに飛び込み、着実に得点に結び付けていく。試合が動いたのは筑波大#8近藤の1on1からの得点であった。筑波大#4田渕のキャプテンとしてのリードもあり、結局は78−68の10点差で筑波大が勝利した。
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