ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第2体育館 Aコート
試合区分: No.232 女子 準決勝
開催期日: 2004(H16)年12月03日(金) 主審: 石黒 勉
開始時間: 18:00 副審: 鬼頭 英伸


筑波大

( 関東1位 )

78

 
22 -1st- 10
11 -2nd- 18
22 -3rd- 26
23 -4th- 14
 

68


鹿屋体育大

( 九州1位 )

関東を制した筑波大が第1シードの貫禄を見せる結果となった。前半から筑波大リードのまま試合が流れていくが、後半に入ると鹿屋体大の小さな指令塔#8平田の3Pシュートで1点差まで追いつく。しかし、筑波大エース#8近藤を中心に攻めていき、勝負所の強さをみせた筑波大が78−68で勝利し。明日の決勝戦に向けて良い結果となった。
 
  第1ピリオド、お互いにパスミスでチャンスを逃してしまう。それでも筑波大#4田渕・#8近藤・#14櫻井を中心に速いパス回しで展開し、中・外とリズム良く得点していく。粘る鹿屋体大は、オフェンスリバウンドから得点するが、22−10の筑波大リードで終了。
 
  第2ピリオド、一瞬気が緩んだのか、筑波大の激しいディフェンスが甘くなる。そこに漬け込む鹿屋体大は#7永石のシュートや#8平田のドライブで得点していく。しかしイージーシュートを何本か落としてしまい、33−29の4点差で筑波大リードのまま終了。
 
  第3ピリオド、流れが完全に鹿屋体大ペースとなる。動きが良くなっていく鹿屋体大は#8から繰り出されるパスでチームが合わせ始め、開始5分足らずでついに同点に追いつく。そこからは一進一退が続くが、残り30秒で鹿屋体大#8平田の3Pシュートで55−54の1点差で終了。
 
  第4ピリオドに入っても鹿屋体大は全員でリバウンドに飛び込み、着実に得点に結び付けていく。試合が動いたのは筑波大#8近藤の1on1からの得点であった。筑波大#4田渕のキャプテンとしてのリードもあり、結局は78−68の10点差で筑波大が勝利した。
 

矢萩 亜由美 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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