ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第2体育館 Aコート
試合区分: No.230 女子 準決勝
開催期日: 2004(H16)年12月03日(金) 主審: 西 憲幸
開始時間: 16:20 副審: 富田 陽子


大阪人間科学大

( 関西2位 )

76

 
24 -1st- 6
20 -2nd- 18
13 -3rd- 25
19 -4th- 13
 

62


白鴎大

( 関東7位 )

大人科大が危なげない試合で勝利。白鴎大も一時的に追い上げを見せたが、立ち上がりが悔やまれる展開となった。
 
  第1ピリオド、大人科大は#4石川、#6稲本の2ガードコンビが試合を支配する。出だしから#7中谷、#8平江へ効果的なパスを回し、自らも距離を感じさせない3Pシュートを披露。対する白鴎大は動きにキレが見られず、ミスを連発。24-6と大人科大が大量リードを奪う。
 
  第2ピリオドに入っても大人科大はリバウンドから速攻、セットオフェンスと確実に得点を伸ばしていく。一方、白鴎大は焦りが見え、シュートが一向に入らない。残り5分過ぎから#8花田(裕)のシュートが決まりだし、落ち着きを取り戻すが、点差は中々縮まらず44-24で大人科大リードで前半戦を終える。
 
  第3ピリオド、このままでは後がない白鴎大は1-2-2のゾーンディフェンスに切り替える。するとこの策が見事に成功。#10小川と#6、#8の花田姉妹が大人科大のミスを誘発。これを待っていたかのように5人が見違えるような動きを見せ、いつもの白鴎大の持ち味であるプレッシャーディフェンスからの速い展開へ持ち込み8点差にまで差を詰める。
 
  第4ピリオド、ここからという白鴎大の前に小さく、そして大きな壁の大人科大#6稲本が立ちはだかった。自らの3Pシュートでチームを鼓舞し、ディフェンスが広がったと見るや#7中谷へアシストと、2年生とな思えないプレイを見せる。白鴎大のゾーンディフェンスも見破られ、万策尽きた。     

澤口 達也 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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