ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第1体育館 Bコート
試合区分: No.228 女子 準々決勝
開催期日: 2004(H16)年12月02日(木) 主審: 石黒 勉
開始時間: 14:40 副審: 須黒 祥子
終了時間: 15:10  


大阪人間科学大

( 関西2位 )

71

 
15 -1st- 23
20 -2nd- 12
21 -3rd- 11
15 -4th- 5
 

51


武庫川女子大

( 関西1位 )

秋の関西リーグで優勝を飾った武庫女大と惜しくも準優勝となった大人科大の関西対決。互いに譲れない戦いとなったが、リーグ戦での悔しい思いをこの試合でぶつけた大人科大が71-51でリベンジを果たしベスト4進出を飾った。
 
  第1ピリオド、武庫女大は#4山本を中心に果敢に攻める。大人科大は、相手のファウルを誘いフリースローから確実に得点を決めていくが、武庫女大#8田代のバスケットカウントが決まりると一気に流れを掴み23-15で武庫女大がリードで第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド大人科大は#14畑中#7中谷の3Pシュートが決まり一気に2点差に追い付く。負けじと武庫女大も#15高村のドライブから#6周への合わせのプレイを見せる。一方、大人科大はディフェンスをオールコートに変えると、#4石川の3Pシュートが連続して決まり逆転。しかし、大人科大はファウルが嵩み武庫女大にフリースローのチャンスを与えてしまい、35-35と同点で終わる。
 
  第3ピリオドでは、序盤から大人科大はプレスディフェンスさらにマッチアップゾーンを仕掛け勢いに乗る。それに対して、武庫女大もオフェンスでは#4山本の力強いプレイやガード陣からセンター陣への合わせのプレイを見せ、ディフェンスではさらにプレッシャーが強まる。しかし、大人科大は#6稲本のシュートに続きフリースローで確実に得点を重ね、点差はなかなか縮まらず56-46で武庫女大リードで最終ピリオドを迎える。
 
  第4ピリオドに入ると、10点差のまましばらく一進一退の戦いが続いたが、大人科大#6稲本の3Pシュートが決まるとさらに点差が広がる。しかし、タイムアウト後に武庫女大はディフェンスでプレッシャーをかけ大人科大を苦しめ、さらに交替で#12塩森がコートインした直後3Pシュートを決め流れを掴もうとする。一方、大人科大も#6稲本そして#5田代が連続して3Pシュートが決まり大人科大の勢いは止まらず、20点差を付けリベンジを果たしベスト4進出を決めた。

浦田 恵子 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
プリントする