ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第1体育館 Bコート
試合区分: No.226 女子 準々決勝
開催期日: 2004(H16)年12月02日(木) 主審: 山田 巧
開始時間: 13:00 副審: 富田 陽子
終了時間: 14:30  


鹿屋体育大

( 九州1位 )

80

 
22 -1st- 14
14 -2nd- 13
30 -3rd- 15
14 -4th- 15
 

57


桜花学園大

( 東海1位 )

大会4日目、女子第1試合は粘り強いディフェンスに定評のある桜花大と、全員がオールラウンドプレイヤーという変化に富んだバスケットを展開する鹿屋大が戦った。桜花大は本来のディフェンスがなかなか見られずファウルが混んでしまう。一方序盤から勢いに乗った鹿屋大は#7永石が30点という大量得点をあげ、#4西里は14リバウンドという活躍を魅せた。鹿屋大が80-57の大量リードで勝利し、ベスト4へと駒を進めた。
 
  第1ピリオド、両チーム無得点のまま2分間が経過するが、鹿屋大#9長谷川が得点すると、鹿屋大は#7永石、#10内田、#4西里が3Pシュートを決め一気に10点差まで広げる。対する桜花大はなかなか攻めきれず、落ちたシュートを鹿屋大に抑えられ良い流れを掴むことができない。桜花大のセンター陣が機能し始め桜花大が8点差まで詰めたところで第1ピリオドが終了した。
 
  第2ピリオド、開始早々桜花大は#10羅の連続得点と#11水木の3Pシュートで点差を1点差まで詰める。鹿屋大はたまらずタイムアウトをとるが、タイムアウト終了直後に#10羅に得点され逆転を許してしまう。しかし、桜花大#10羅が3つ目のファウルで交替しコートを去ると、鹿屋大は#7永石が3Pシュートを高確率で決め再びリードする。残り50秒、鹿屋大#15吉田が足でディフェンスを翻弄して#9長谷川のパスに合わせて得点し、点差を9点に広げ前半を折り返す。
 
  第3ピリオド、桜花大は#5菊池の3Pシュートで反撃ののろしを上げるが、鹿屋大が#4西里と#7永石の2人で合計5本の3Pシュートを沈め一気にリードを広げ、点差を22点とし勝利を決定づける。桜花大は#10羅と#7名木がそろって4つ目のファウルをしてしまい厳しい戦いを強いられてしまう。このピリオドで30点という大量得点をあげた鹿屋大が66-42のリードで最終ピリオドを迎える。
 
  第4ピリオド、鹿屋大#4西里が気迫のリバウンドで鹿屋大のシュートチャンスを広げる。一方桜花大はディフェンスに本来の動きが戻り始め、桜花大#7名木が3Pシュートを決め粘るがなかなか点差は縮まらない。最後まで勢いの衰えない鹿屋大は#15吉田がだめ押しのブザービーター3Pシュートを決め、80-57で勝利した。

  (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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