ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第1体育館 Bコート
試合区分: No.222 女子 第2回戦
開催期日: 2004(H16)年12月01日(水) 主審: 山本 登
開始時間: 15:00 副審: 岩田 千奈美
終了時間: 16:30  


大阪人間科学大

( 関西2位 )

67

 
12 -1st- 20
24 -2nd- 15
20 -3rd- 14
11 -4th- 11
 

60


日本女子体育大

( 関東5位 )

スピードと激しいディフェンスを武器とした両チームの対決は、最後まで結果のわからない好ゲームとなった。大人科大は序盤から次々に鋭いドライブインを見せ、得点する。速攻から流れを掴んだ日女体大が一旦はリードするものの、第2ピリオドに大人科大が#4石川を中心に一気に追い付き、そこから両者一歩も譲らない展開となる。後半、大人科大はディフェンスからリズムを掴みリードを奪う。日女体大も#16千村の3Pシュートなどが決まるが、単発となる。第4ピリオド中盤に日女体大もディフェンスで仕掛け、一気に追い付く。しかし、終盤大人科大の3Pシュートが高確率で決まり、日女体大はチャンスを得ることができないまま、大人科大がベスト8へ駒を進めた。
 
   第1ピリオド、立ち上がり日女体大は大人科大の激しいディフェンスに押され、パスが回らず苦しい状況でのシュートが多くなるが、#15森川がオフェンスリバウンドからのシュートを決めると、日女体大に勢いが出る。対する大人科大はスピードを活かし、速い展開から次々に鋭いカットインを見せる。中盤、日女体大はスティールからの速攻で流れを掴み、リードを奪う。
 
   第2ピリオド、大人科大は1on1からの合わせでじりじりと追い上げ、#4石川の気迫のこもったドライブインで一気に追い付く。さらに大人科大はディフェンスで日女体大のインサイドを封じ込める。日女体大は、足が止まってしまう場面も見られたがオールコートプレスを仕掛けて立て直し、そこから一進一退の攻防が始まる。
 
   第3ピリオド、出だしから大人科大#14畑中が積極的に攻めるが、シュートが決まらず流れを掴むことができない。しかしディフェンスで日女体大を苦しめ、#5田代のシュートなどで一歩リード。日女体大はシュートが単発となり苦しい展開に。
 
   第4ピリオド、苦しい状況が続いた日女体大だが、残り5分、オールコートで仕掛け、一気に流れを引き寄せ2点差とすると、#8渡邊のシュートで同点。そのまま逆転するかと思われたが、大人科大が3Pシュートを高確率で沈め、日女体大の追撃を断ち切り勝利をものにした。

笹川 宏子 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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