ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第1体育館 Bコート
試合区分: No.221 女子 第2回戦
開催期日: 2004(H16)年12月01日(水) 主審: 久米 克弥
開始時間: 13:30 副審: 稲葉 威
終了時間: 14:50  


立命館大

( 関西3位 )

65

 
19 -1st- 16
10 -2nd- 14
19 -3rd- 2
17 -4th- 8
 

40


広島大

( 中国2位 )

スピードあるオフェンスに、粘りのあるチームディフェンスの立命館大が、広島大の得意な3Pを封じ、前半一時は広島大がリードをしたが、チームの持ち味を十分に発揮した立命館大が勝利し、ベスト8、All JAPAN出場を決めた。
 
  第1ピリオド、序盤立命館大が#13前田、#14吉田のゴール下コンビが得点をし勢いよくスタートする。対する広島大は、立命館大の見事なまでのチームディフェンスに苦しみリズムをつかめず、15-3と引き離されたまらずタイムアウト。すると、広島大は冷静になり#10梅本がバスケットカウントを決めたかと思うと、#14渡部、#10梅本の連続3Pシュートで追い付きはじめ、19-16の立命館大リードで第1ピリオドを終了。
 
  第2ピリオド、広島大が第1ピリオドの流れを持ち込み、立命館大に喰らいつく。こうなると、立命館大は広島大に翻弄されはじめ思うように進ませることができず、立命館大の得点が動いたのは残り5分を切ってからだ。この後、広島大#8兵頭が同点3Pシュートをきっかけに両者得点を重ねていき、結局広島大が30-29で試合をひっくり返した。
 
  第3ピリオド、勝利の女神がどちらに傾くかが分からなくなってきたと思いきや、立命館大が#9長滝の冷静なゲームコントロールで息を吹き返した。このことによって、立命館大は徐々に点数を伸ばしていくが、広島大はことごとくシュートが落ちてしまう。何としてでも得点が欲しい広島大は、#15田所のリバウンドからようやく得点をあげるが、このピリオドはこの1本しか決められず、大きく引き離されてしまった。
 
  第4ピリオド、このままで引き下がれない広島大は、#4矢野のアシストから#14渡部が得点し、ラストスパートをかけにいく。しかし、勢いを弱めることをしない立命館大のリズムを崩すことができない。広島大は、最後まで全員で心を合わせて諦めずに立命館大に喰らいついたが、スピードについていけず65-40で立命館大が勝利た。

  (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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