ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第2体育館 Aコート
試合区分: No.220 女子 第2回戦
開催期日: 2004(H16)年12月01日(水) 主審: 本多 芳隆
開始時間: 13:30 副審: 川本 正治
終了時間: 15:00  


筑波大

( 関東1位 )

83

 
23 -1st- 22
20 -2nd- 13
22 -3rd- 12
18 -4th- 10
 

57


玉川大

( 関東9位 )

第2試合の結果で、会場にまだどよめきが残るうちに始まったこの試合も、序盤はクロスゲームとなったが、終始バランスよく攻めた筑波大が第1シードらしく、盤石のゲームでベスト8に進出した。
 
  第1ピリオド、玉川大#6中村が個人技で得点し、リードする。流れを変えたい筑波大は#9宇佐美を交代で投入する。この交代をきっかけに、試合は一進一退の展開となる。玉川大は、#6中村が終了間際にハーフラインからブザービーターを決め、差を1点に縮めて、第2ピリオドへ。
 
  第2ピリオド、筑波大は#17鈴木が果敢に攻めると、玉川大はインサイド陣にファールがかさみ、メンバー交代を余儀なくされる。さらに、筑波大のトラップディフェンスを攻める事ができず、ターンオーバーを連発する。一方の筑波大は#17鈴木の攻守に渡る活躍で次第に点差が広げていく。
 
  第3ピリオド、リズムを変えたい玉川大は、ゾーンディフェンスを仕掛ける。しかし、筑波大はリズム良いパスワークでボールを回し、#14櫻田の3Pシュートなどで一気に突き放す。さらに、筑波大#11加藤がキレのあるドライブインで得点し、中外バランス良く得点を重ねていく。一方、玉川大は積極的に3Pシュートを放つが決まらず、苦しい展開に。
 
  第4ピリオド、筑波大は玉川大に春の関東トーナメントで負けているだけに、点差が離れても全く気を緩めず、タイトなディフェンスで玉川大を苦しめる。終始安定したプレーで着実にリードを広げていった筑波大が勝利を収めた。

伴 京一郎 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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