初出場で小柄ながら速い展開が持ち味の愛媛女短大と、昨年インカレベスト4の鹿屋体大との試合は、攻防の速い試合となったが、高さを活かした鹿屋体大が危なげなくゲームを優位に支配し、85ー64で2回戦へ駒を進めた。
第1ピリオド、鹿屋体大は持ち前のシュート力が発揮できず苦しい展開になる。一方、対する愛媛女短大は、スピードあるプレイで鹿屋体大を翻弄する。その後も一進一体の攻防が続くが、鹿屋体大は#7永石、#8平田の3Pシュートで突き放すが愛媛女短大も負けじと#10澤岻のブザービーターによる3Pシュートで23−19と鹿屋体大リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、立ち上がり両チームともディフェンスが機能し苦しまみれのシュートが続く。鹿屋体大#4西里、#9長谷川の連続シュートで、徐々に点差を広げていく。一方の愛媛女短大は、第2ピリオド終了直前#10澤岻の負傷退場により変わりに入った#15掘のブザービーターによる3Pシュートが決まり46ー33と鹿屋体大リードのまま前半終了。
第3ピリオド、愛媛女短大は#5大城の3Pシュートとドライブイン、#15掘の3Pシュートで流れを掴みかけたと思ったが、鹿屋体大#9長谷川の連続シュートが決まりリードを広げていく。しかし、その後鹿屋体大は愛媛女短大のオールコートプレスに引っかかり、第3ピリオド終盤に愛媛女短大#15掘の3Pシュートで得点を重ね、62ー50と鹿屋体大リードのまま第3ピリオド終了。
第4ピリオド、鹿屋体大は愛媛女子短大のディフェンスに対してシュートが打てず苦しい展開となる。逆に愛媛女短大は、#5大城、#16濱本の3Pシュートで点差を縮めていくかに思われたが、鹿屋体大#14横山の連続3Pシュートが決まり点差が一気に開き、85ー64で鹿屋体大が初出場の愛媛女短大を破り、2回戦進出を決めた。
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