ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第1体育館 Bコート
試合区分: No.214 女子 第1回戦
開催期日: 2004(H16)年11月30日(火) 主審: 吉橋 雅一
開始時間: 15:00 副審: 小野寺 浩


松蔭大

( 関東6位 )

81

 
27 -1st- 11
20 -2nd- 8
15 -3rd- 16
19 -4th- 18
 

53


天理大

( 関西5位 )

スピードが持ち味の松蔭大と関西女子勢最後の登場となった天理大の戦いは当りの激しいものとなったが、松蔭大が常にペースを保持し、優位にゲームを運んで快勝した。
 
  第1ピリオド、天理大#4小泉が3Pシュートを決め、幸先よく先制。松蔭大も#7山西が3Pシュートを入れ返し、ロングシュートの打ち合いが始まるが、お互いにリングに弾かれ、得点を挙げることが出来ない。ここで先にペースを掴んだのは松蔭大。リバウンドをセンター#15幡矢が支配し、セカンドシュートを確実に沈め、得点を挙げて行く。一方の天理大は#4小泉が9得点を挙げ、1人気を吐くものの、松蔭大にリードを奪われる。
 
  第2ピリオド、松蔭大#14関根が大暴れ。早いドリブルで切れ込み、天理大のディフェンスを翻弄。素晴らしいゲームメイクを見せる。一方、天理大はシュートに精細を欠く。インサイドも封じ込まれ、得意とする合わせのプレイも使えず、ミスを連発。わずか8点に抑え込まれてしまう。
 
  第3ピリオド、天理大はプレスディフェンスを仕掛ける。オフェンスでは、大黒柱である#5田邊にようやくエンジンが掛かり始め、反撃の兆しが見え始める。しかし、シュートがつながらず、松蔭大の背中が見えてこない。
 
  第4ピリオド、松蔭大は安定したゲーム運びを見せる。インサイドアウトサイドをバランスよく攻め、天理大を寄せ付けない。結局、序盤からの流れをそのまま保ったまま、松蔭大が天理大に快勝した。

辻本 香子 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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