今大会第1シード校である筑波大の第一回戦。対する相手は、中国学連1位の徳山大。徳山大はチャレンジャー精神で筑波に立ち向かい、自分たちのバスケをするために最後まで粘った。対する筑波大は、優勝への階段をチーム全員出場で登った。
第1ピリオド開始30秒で筑波大#14櫻田の連続2ゴール、徳山大の3Pシュートでスタートしたこの試合、点取り合戦になるものかと思われたが、それ以後、徳山大の点数は止まり、筑波大のオフェンス・ディフェンスのパレードで大量リードを得る。中盤、筑波大のパスミスやファウルが目立ち、徳山大はその間に得点を奪う。
第2ピリオドで、筑波大のゴール下の不安定さが表れたものの、1人1人が着実にゴールを決め、点数を離していく。一方、徳山大はメンバーチェンジでムードが変わり、オフェンスで強気に攻め込む姿勢が見られた。しかし、筑波大の厚いディフェンスに遮られ、ゴールを決める事ができず、点差が開いたまま後半戦へすすむ。
第3ピリオドでは、残り5分で筑波大がオールメンバーチェンジでスタメンを下げ、余裕の表情。試合の方も淡々と進み、点差は縮まらない。
第4ピリオドで徳山大のオフェンスが波に乗り始めた。#5仲松のドライブを中心にガツガツとゴールを狙い、さらに筑波大のオフェンス・ディフェンスの雑なプレイが目立ったこともあり、得点に結び付けることができた。筑波大はゴール下を中心に点を積みダブルスコアで徳山大に圧勝した。
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