ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第1体育館 Bコート
試合区分: No.211 女子 第1回戦
開催期日: 2004(H16)年11月30日(火) 主審: 伊藤 浩
開始時間: 12:00 副審: 御手洗 亮
終了時間: 13:30  


玉川大

( 関東9位 )

80

 
28 -1st- 15
17 -2nd- 8
15 -3rd- 19
20 -4th- 15
 

57


東北学院大

( 東北1位 )

 序盤から玉川大が3Pを次々と決め、大きくリードする。東北学院大は好プレイも出るがなかなか自分たちのペースをつかむ事ができないまま試合が進む。玉川大は高いシュート率に加え、#5武藤が多くのリバウンドを奪い、オフェンスのチャンスを広げる。しかし、後半に入ると東北学院大は#8赤松が果敢な1on1からのパスでリズムをつくり、東北学院大が波に乗る。積極的になった東北学院大に対して、焦りが見える場面もあった玉川大だが、#6中村のシュートなどで落ち着きを取り戻すと、そのまま安定した試合運びを見せ、初戦突破を決めた。
 
   第1ピリオド開始早々、玉川大は#9阿形の連続3Pシュート、#5武藤のバスケットカウントなどで良いスタートを切ると、ディフェンスでも東北学院大のミスを誘い、大差をつける。東北学院大は玉川大のディフェンスに阻まれ、なかなかインサイドにボールを入れることができない。しかし、ディフェンスで24秒オーバータイムを奪うと堅さも取れ、少しずつ追い上げる。
 
   第2ピリオドに入っても玉川大は高確率の3Pシュートを次々と決める。東北学院大は果敢に1on1を仕掛けるが、玉川大は素早いローテーションで対応する。東北学院大は5分間ノーゴールが続くなど、苦しい展開に。
 
   第3ピリオド、東北学院大のディフェンスのプレッシャーが強くなると、玉川大のシュートが落ち始める。その間、東北学院大は#4青山の3Pなどで勢いづき、全員が得点を取りにいくようになる。東北学院大の勢いに対して玉川大に焦りが見え始め、東北学院大ペースで第3ピリオド終了。
 
   第4ピリオドも序盤は引き続き東北学院大の追い上げムードで試合が進む。足の動き出した東北学院大のプレッシャーはさらに強くなり、#8赤松が素晴らしいスティールを見せる。しかし、玉川大は東北学院大のわずかなミスの間に#6中村のシュートなどで流れを引き戻すと、その後は安定した試合運びを見せ、そのまま快勝した。

笹川 宏子 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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