ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第2体育館 Aコート
試合区分: No.209 女子 第1回戦
開催期日: 2004(H16)年11月30日(火) 主審: 坂本 政男
開始時間: 10:30 副審: 武内 克行
終了時間: 12:00  


武庫川女子大

( 関西1位 )

73

 
14 -1st- 19
23 -2nd- 7
18 -3rd- 16
18 -4th- 23
 

65


東京学芸大

( 関東10位 )

試合開始早々、武庫女大は#5天津を中心としたパスカットからの速攻で流れを掴み始める。武庫女大の一方的なペースに思えたが、学芸大もオフェンスリバウンドからのセカンドショットを着実に決め、#4桑山、#5太田の3Pシュートなどで反撃を開始する。オフェンスでの流れの良さをディフェンスでも発揮し、武庫女大にシュートチャンスを与えない。しかし、イージーシュートを簡単に落としてしまい、せっかくのチャンスをものにできず点差は広がることなく学芸大がややリードして第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオドに入り、武庫女大は#15高村を投入し、相手ディフェンスをかき回すオフェンスを展開する。一方の学芸大はインサイドへのパスを通す事ができずに苦戦するも、アウトサイドからの攻めで流れを崩さない。武庫女大はこのまま波にのまれるかに思われたが、#15高村の3Pシュートから流れが変わる。#5天津、#15高村のコンビプレーで逆転に成功すると流れは一気に武庫女大へ。学芸大はタイムアウトで流れを変えようとするが、イージーシュートを決める事ができず、点差を広げられて前半終了。
 
  第3ピリオドは一進一退の攻防となる。得意のパスカットから速攻で点差を広げたい武庫女第は#4山本のインサイドを上手く使い、速いバスケットを展開する。それに負けじと学芸大も#15和田を中心にミドルサイド、インサイドで攻める。しかし、パスの乱れから相手にチャンスを与えてします。点差は縮まることなく第3ピリオド終了。
 
  第4ピリオド、武庫女大は今まで入っていたシュートがゴールに嫌われ始める。この間に学芸大は#4桑山の3Pシュートなどで点差を縮めていき、怒涛の反撃を開始する。しかし、武庫女大はオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスにも恵まれ、必死に食い下がる学芸大を振り切りインカレ2回戦へ駒を進めた。

松藤 綾子 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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