ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第1体育館 Bコート
試合区分: No.208 女子 第1回戦
開催期日: 2004(H16)年11月29日(月) 主審: 隅谷 篤司
開始時間: 18:00 副審: 大谷 英紀
終了時間: 19:30  


桜花学園大

( 東海1位 )

81

 
19 -1st- 11
20 -2nd- 8
25 -3rd- 10
17 -4th- 16
 

45


青山学院大

( 関東11位 )

 前半、桜花大はリバウンドを支配し、内、外郭から安定してシュートを決める。青学大は積極果敢な1on1を展開するも、ゴール下の桜花大のディフェンスに阻まれ、じわじわ差が開いていく。後半は互いにディフェンスからリズムをつくり、スピーディーな展開となる。青学大は多彩なパスを使い、スペースを生かしたオフェンスを見せる。しかし桜花大はオールコートのディフェンスからスティールし、大差をつける。離されながらも最後まで諦めなかった青学大だが、それまでの差は大きく、桜花大が勝利した。
 
   第1ピリオド、桜花大は高さとパワーを活かしたインサイドプレイで青学大を圧倒するが、イージーシュートを落とすなどして、乗り切れない。対する青学大は#9新野が果敢なドライブインを見せるがゴール下で高さに阻まれ、なかなかシュートが決まらない。また、桜花大#10羅がリバウンドを支配し、オフェンスのチャンスを大きく広げる
 
   第2ピリオド、桜花大はスティールからの速攻で波に乗り、#11水木が得点を量産。じりじりと差が開いていく。青学大はことごとくシュートが落ち、リバウンドも奪うことができず、足が止まってしまう。
 
   第3ピリオド、青学大はディフェンスでプレッシャーをかけ、ボールを奪うが、要所でミスが出、反撃のきっかけが掴めない。しかしハーフコートオフェンスではスペースを活かしたオフェンスも見せる。対する桜花大はオールコートのディフェンスを敷き、スティールを連発。一気に青学大を突き放す。
 
   第4ピリオド、青学大はゾーンディフェンスで流れを変えようと試みるが、落ちたシュートのリバウンドを抑えることができず、苦しい展開に。桜花大はミスも出るが安定してシュートを決め、そのまま逃げ切った。

笹川 宏子 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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