ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第1体育館 Bコート
試合区分: No.205 女子 第1回戦
開催期日: 2004(H16)年11月29日(月) 主審: 栗田 充伯
開始時間: 13:30 副審: 武内 克行
終了時間: 15:00  


広島大

( 中国2位 )

67

 
22 -1st- 22
16 -2nd- 15
10 -3rd- 13
19 -4th- 12
 

62


西南女学院大

( 九州2位 )

スピードのある両チームの戦い。西南女大はインサイドで確実に得点、広島大は果敢な1on1を中心にオフェンスを展開。西南女大の高さに対し広島大は厚いディフェンスと3Pシュートで対抗。最後の最後まで結果のわからない大接戦となったが、ディフェンスで粘り相手のインサイドを封じる事に成功した広島大が、得意の3Pシュートで勝負を決め、接戦を制した広島大が2回戦へ進んだ。
 
  第1ピリオド両チームとも出だしからスピードのあるバスケットを見せ、シュートも高確率で決まる。高さで勝る西南女大は#8牧草の力強いインサイドプレイ、広島大は思い切りの良い3Pシュートを中心に攻め、接戦となる。
 
  第2ピリオド開始早々、西南女大がスティールを連発し、速攻で一歩リード。そのまま勢いに乗るかと思われたがミスが出、乗り切れない。対する広島大は#15田所の果敢な1on1で波に乗りリードを奪う場面も見られたが、西南女大のインサイド陣が踏ん張り、譲らない。
 
  第3ピリオドは両者得点が伸びず、我慢のピリオドとなる。広島大は西南女大のインサイドに対し、ダブルチームなどで対処。中の攻め手をつぶす。それに対し西南女大#11高島が奮起し積極的にゴールへ向かう。しかし、足の動き出した広島大のディフェンスは厚く、簡単には破る事が出来ない。
 
  第4ピリオド、西南女大は果敢な1on1から数多くのシュートを放ち、#8牧草がオフェンスリバウンドを奪う。しかし、それを得点につなげることができず、流れを掴む事が出来ない。対する広島大はまたもディフェンスからリズムを作り、終盤スティールからの速攻で一歩リード。続けて#14渡部の3Pが決まり、最後のワンプレイにかけていた西南女大を断ち切り、試合終了。広島大が初戦突破を果たした。

笹川 宏子 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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