ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第1体育館 Aコート
試合区分: No.136 男子 決勝
開催期日: 2004(H16)年12月05日(日) 主審: 松本 隆志
開始時間: 16:00 副審: 東 祐二
終了時間: 17:30  


慶應義塾大

( 関東1位 )

77

 
15 -1st- 25
17 -2nd- 19
24 -3rd- 17
21 -4th- 11
 

72


専修大

( 関東2位 )

序盤、昨日の準決勝での拓殖大戦で怪我をした男子日本代表#13大宮を欠いた専修大が#5、#6の中川兄弟や#10波多野の1on1の強さを見せリードするものの、最終ピリオドに専修大のミスが続きそこをすかさず慶應大がチャンスに変え得点を重ね、逆転、そして加点していき、慶應大が45年振り・6回目の優勝を果たした。
 
  第1ピリオド、互いに手探りしながら時間だけが進んでいく。5分経過あたりから専修大#12伊藤を中心に#9長澤・#10波多野とリズム良く加点し点差をつける。慶應大も#12酒井のシュートで応戦するものの、イージーシュートを連続で外してしまい、25-15の10点差の専修大リードで終了。
 
  第2ピリオド、慶應大がシュートを落とせば専修大も落とし、慶應大がシュートを決めれば専修大も決めるといった、まさに一進一退の攻防が続き点差が変わらない。専修大#9長澤が3回目のファールを犯して慶應大に流れが来たかと思うと、慶應大#4志村もすぐさまファールをしてしまい、お互い流れが掴めずにいた。専修大#6中川和がシュートを決め、44-32の12点差に点差を広げ専修大リードのまま終了。
 
  第3ピリオド、慶應大#13竹内のマッチアップ以外全てのポジションでミスマッチが起こっていた慶應大はリバウンドに苦しみだす。ここで頑張りたい慶應大は粘り強く固いディフェンスや、男子日本代表#13竹内のブロックで専修大のオフェンスを封じていき、得意のファーストブレイクで点差を縮めていく。
 
  迎えた第4ピリオド、専修大のリズムが崩れ始める。第3ピリオドの勢いをそのまま持ち込む慶應大は、相手のミスをチャンスに変え逆転、そして更に点差を広げようとする。追い討ちをかけるように慶應大#13竹内がセカンドチャンスで加点してゆく。
  ラスト2分、専修大はファールがかさんでしまい、そこからは底力を見せた慶應大が最後まで貪欲に勝ちにこだわり77-72で優勝を果たした。

矢萩 亜由美 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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