ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第1体育館 Aコート
試合区分: No.135 男子 3位決定戦
開催期日: 2004(H16)年12月05日(日) 主審: 山田 巧
開始時間: 12:40 副審: 平原 勇次


日本大

( 関東5位 )

0

 
  -1st-  
  -2nd-  
  -3rd-  
  -4th-  
 

0


拓殖大

( 関東11位 )

男子3位決定戦、準決勝での敗戦から一夜明け、3位決定戦で顔を合わせたのは昨年のチャンピオン日本大と、2部ながら2年連続でベスト4入りの拓殖大。ゲーム開始から白熱したゲームとなるが日本大がリードの展開でゲームが進む。少々ファウルが多い拓殖大は我慢時間が続くも第3ピリオドの勝負所で拓殖大#6熊谷の気迫のこもったプレイでチームを引っ張り逆転を許した。日本大も#7蒲谷が値千金のシュートを決めるなど最上級生がおおいに会場を沸かせてくれる試合となった。
 
  第1ピリオド、試合は日本大#12菊地のシュートで始まる。序盤から主導権を握りたい両チーム、ビックセンター#5太田へボールを集めようとするが、拓殖大は#5伊藤・#6熊谷・#8加々美が立て続けにスティール・ブレイクが決まり、拓殖大がリズムを握るかと思われたが、ここから日本大#12菊地がフリースロー・3Pシュートを含め1人で連続9得点を稼ぐ活躍を見せ、27-18と日本大がリードを奪う。
 
  第2ピリオド、互いに一歩も譲らない展開。速い時間帯に差を縮めたい拓殖大は#8加々美が3Pシュートを2本沈め応戦するが、大事なところでパスミス・ワンマンブレイクで日本大#11城間にダンクを決められ、差は縮まらず後半へ。
 
  第3ピリオドに入っても一進一退の攻防が続く。拓殖大は#5伊藤・#6熊谷が速い展開でレイアップを決めると日本大も#4日下がが高い確率でシュートを決める。試合が動いたのは残り3ピリオド。日本大#9呉屋の3Pシュートを最後に日本大の得点が止まる。対する拓殖大は#11宇田のフリースローや#10長谷川のシュートで3点差まで詰め寄り望みをつなぐ。
 
  最終ピリオド、拓殖大は勢いそのままに#6熊谷の3Pシュートで同点、#8加々美で逆転に成功。一時は6点リードを奪ったが、最後のインカレにかける日本大のエース#7蒲谷が勝負所で2本の3Pシュートを決め、残り1分には日本大が逆転。79-80.拓殖大は2つのタイムアウトを使い、再逆転を狙うも#8加々美が痛恨のミス。ファウルゲームに持ち込むも万事休す。

澤口 達也 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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