ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第1体育館 Aコート
試合区分: No.129 男子 5〜8位決定戦
開催期日: 2004(H16)年12月03日(金) 主審: 玉木 彰治
開始時間: 13:00 副審: 上田 信行


日本体育大

( 関東3位 )

83

 
26 -1st- 22
19 -2nd- 29
17 -3rd- 12
21 -4th- 7
 

70


東海大

( 関東7位 )

 昨日の敗戦から気持ちを切り替え、1つでも上の順位を目指しての戦いとなったこの試合。先手を取ったのは東海大だった。試合開始早々からの連続得点で流れを掴んだかに見えたが、日体大も粘りを見せ、じわりじわりと点差を縮める。日体大はこの日好調の#8大西が、対する東海大は#11石崎、#12内海が得点を入れ合い、シーソーゲームとなる。最後は、アウトサイドシュートが落ち始めた東海大に対し、インサイドで勝負し着実に得点を重ねた日体大が勝利を収めた。
 
   第1ピリオド、序盤は東海大のディフェンスが冴え渡り、一気にリードを広げる。しかし、日体大はインサイドを起点にリズムを取り戻す。さらに日体大#10新井の3Pシュートなどで逆転。26−22、日体大リードで第1ピリオド終了。
 
   第2ピリオド、日体大は#8大西が1on1から得点を重ねる。一方の東海大は#12内海がジャンプシュートを高確率で沈め、一進一退の攻防が続く。しかし中盤、日体大のパスミスから東海大が連続して速攻を決め、6点リードで前半を折り返す。
 
   第3ピリオド、両チームとも流れを掴むことができない中、日体大は#12大西が攻守に渡る活躍でチームを盛り上げる。一方の東海大は、#11石崎がミスマッチを活かして、自分のシュートだけでなく、アシストも重ね、チャンスを作り出す。しかし、どちらも抜け出す事ができず、接戦が続く。
 
   第4ピリオド、得点が止まる東海大に対し、日体大は#14高田の豪快なブロックで一気に勢いづき、#12大西がディフェンスの厳しいあたりにも負けずシュートを決め、点差を広げる。東海大は残り1分55秒、#12内海がシュートをねじ込み、カウントワンスローをもらう。東海大はこのプレイで点差を5点とし、追い上げを見せるかと思われたが、日体大#12大西がすかさずシュートを決め、東海大の流れを断ち切る。東海大は、逆転をかけて3Pシュートを放つがことごとくリングに嫌われ、万事休す。最後はファールゲームとなり、フリースローを日体大が確実に決め、83−70で日体大が勝利を収めた。
 
 

山下 史 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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