緊迫した会場内で行われた準々決勝。東海大はリバウンドを確実に取っていくことで得点を重ねていったが、自分たちのミスからリズムを崩し、粘った専修大が勝利を収めた。
個々の能力で得点を積んでいった第1ピリオド。専修大は途中ファウルがかさみ、その上、ゴール下のシュートを大量に落として差を広げることができない。対する東海大は、#9西堂が果敢に攻め込みチャンスを作っていく。また#15竹内の背の高さを活かした力強いセンタープレイで専修大に喰らいついていった。
第2ピリオド、お互いに淡々と流れていく中、残り5分#9西堂の1on1で会場内を盛り上げ、流れは東海大に傾くかと思われた。しかし、専修大も#6中川(和)のプレイと3Pで流れを譲らない。一進一退の攻防で後半戦にもつれこむ。
第3ピリオド、一気に離したい専修大だが、東海大#15竹内のリバウンドに阻まれ、5点差まで広げられる。焦ることのない専修大は自分たちのプレイをすることで難なく 同点に追いつき最終ピリオドへ。
一歩も引くことなく来た第4ピリオド、東海大は連続ファウルでムードが険悪になり、シュートも決まらない。その間に、専修大は#10波多野を中心にリズムある攻めで10点のリードを奪う。また、東海大#15竹内のオフェンスチャージで専修大に大きな波が来る。専修大のパスに振り回される東海大は立ち向かう事ができず、敗北した。
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