ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第2体育館 Cコート
試合区分: No.124 男子 第2回戦
開催期日: 2004(H16)年12月01日(水) 主審: 小澤 勤
開始時間: 18:00 副審: 石田 祐二


法政大

( 関東4位 )

93

 
19 -1st- 20
22 -2nd- 27
28 -3rd- 19
24 -4th- 14
 

80


順天堂大

( 関東13位 )

関東4位の法政大と関東13位の順天大の対決は終盤まで順天大の3Pシュートが好調で番狂わせを起こす予感を感じさせた。しかし法政大は#4山田の巧みなドライブや#8高久の力強いインサイドプレイなどで逆転し、関東1部リーグの意地を見せた。この日法政大#山田は41得点の大活躍だった。
 
  第1ピリオド、順天大は#5君塚が3Pシュート2本を含む10得点と好調。#6和田のジャンプシュートも確率よく決まり一歩リード。対する法政大は#5小川のゲームメイクから#4山田を中心に得点してゆく。
 
  第2ピリオド開始早々、‘シューター軍団’順天大の本領が発揮される。#5君塚、#13加藤、#11高田と三人立て続けに3Pシュートを沈め一気に9点差に。法政大はタイムアウトを取り立て直しを図る。#8高久のインサイドプレイや、#11末廣の3Pシュートで一時は同点に追いつくものの、順天大#5君塚がすぐさまバスケットカウントを決め逆転を許さない。47対41と順天大が6点をリードして前半を終了する。
 
  第3ピリオドに入っても順天大は外角シュートを確率よく決めてゆく。#5君塚の3Pシュートが決まり、この時点でチーム10本目。点差は最大15点差にまで広がる。しかしここから急に順天大の3Pシュートが決まらなくなり、法政大の反撃が始まる。#4山田のドライブが冴え渡り、#8高久がゴール下で強烈な存在感を発揮しみるみる点差が詰まってゆく。#5小川のアシストから#4山田の3Pシュートが決まり逆転に成功。法政大が3点をリードして最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド序盤、法政大に雑なプレイが目立ちなかなかスコアが伸びないものの、順天大は頼りの3Pシュートが全く決まらず点差を詰められない。その後法政大は#4山田の得点でリードを広げてゆく。残り2分を迎える頃には#8高久のダンクもとび出し、法政大が13点の差をつけてベスト8に進出した。

佐藤 将之 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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