ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第1体育館 Aコート
試合区分: No.123 男子 第2回戦
開催期日: 2004(H16)年12月01日(水) 主審: 石黒 勉
開始時間: 18:00 副審: 渡辺 亮


慶應義塾大

( 関東1位 )

89

 
28 -1st- 9
19 -2nd- 14
17 -3rd- 11
25 -4th- 19
 

53


近畿大

( 関西2位 )

関東1位の慶應義塾大と関西2位の近畿大の一戦。慶應義塾大は序盤から、高さとスピードを生かしたバスケットを展開する。対する近畿大はターンオーバーを連発し、自らのミスで流れを呼び込むことが出来ない。慶應義塾大が終始リードを保ったまま、関東1位の意地を見せインカレベスト8へ名乗りを上げた。
 
  第1ピリオド、慶應義塾大は#12酒井、#13竹内の高さを生かしたインサイドプレーで攻め始める。一方の近畿大もポストプレーの得意な#11魏を軸に攻めたいが、インサイドでのマークがきつく、なかなか思うように攻めることが出来ない。しかし、#4岸前(慶)からのアシストによるシュートチャンスをものにし、てんさを詰めていくも、ファールによるフリースローを与えてしまい、逆に点を離されてしまう。慶應義塾大の鉄壁の守りを前に近畿大は攻撃の糸口を見つけることが出来ない。
 
  第2ピリオドに入り慶應義塾大は、#4志村の強気のオフェンスから流れを作り、それをディフェンスにも生かし、終始攻めのバスケットを展開する。近畿大も速い展開のバスケットで応戦し、くらいついていく。お互い一歩も譲ることなく、互角の戦いを演じ、前半を折り返す。
 
  第3ピリオド、このピリオドは近畿大のミスが目立つ。相手にターンオーバーからのチャンスを与えてしまいリズムを崩す。一方の慶應義塾大は、#9辻内の活躍で一気に点差をつける。近畿大もディフェンスをゾーンに変えてインサイドを強くするが、慶應義塾大の勢いをとめることは出来ずに最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド近畿大は焦りからかファールが増え始める。#15左官がアンスポを取られ、流れを変えることが出来ずに、残り7分から残り4分までの3分間、得点が止まってしまう。慶應義塾大は控えメンバーを出す余裕を見せ、結局30点以上の大差をつけ圧勝した。

  (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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