ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第2体育館 Cコート
試合区分: No.120 男子 第2回戦
開催期日: 2004(H16)年12月01日(水) 主審: 井上 友幸
開始時間: 15:00 副審: 蒲 健一
終了時間: 16:30  


拓殖大

( 関東11位 )

68

 
17 -1st- 19
18 -2nd- 15
15 -3rd- 15
18 -4th- 18
 

67


大東文化大

( 関東6位 )

ベスト8を賭けて拓殖大と大東大が激突した。1点差を争う好ゲームとなり、会場が大いに盛り上がる試合となった。序盤、大東大は#4月野がスピード溢れるプレイでゲームをコントロールしリードを奪う。拓殖大はスクリーンプレイからの得点を中心に全員でシュートを決めていく。中盤に入ると、大東大#6孟の個人技が光るが、拓殖大#4清水がミスマッチから攻める。それに対し大東大は、#5西塔がディフェンスを引きつけ、パスを供給する。しかし、勝負所で拓殖大#5伊藤などが3Pシュートを沈め、ベスト8進出を決めた。
 
  第1ピリオド、一進一退の攻防が続き、序盤から両チームとも激しいディフェンスを見せる。大東大は#4月野が抜群のスピードから得点を決め、#5西塔がインサイドで躍動感溢れるプレイを見せる。一方拓殖大は、スクリーンプレイからアウトサイドシュートで得点を決めるが、大東大#7石井が鬼気迫るようなディフェンスでゴール下を死守。
 
  第2ピリオド、開始早々、プレイが激しさを増す中、大東大#4月野が肘打ちを受け流血するアクシデントが起こる。大東大は#6孟が長身ながら自在な1on1から得点。拓殖大は#4清水がミスマッチを活かし次々とミドルシュートを決める。終盤になると#8加々美がスティールから豪快なボースハンドダンクを決め、このピリオドで逆転し、35対34の拓殖大リードで折り返す。
 
  第3ピリオド、大東大は交代で入った#11内田がいきなり3Pシュートを沈め、抜群のクイックネスを見せれば、相手の隙を突き#4月野が鋭いドライブで得点を奪う。拓殖大は#8加々美のミドルシュートなどで喰らいつく。
 
  第4ピリオド、大東大は#5西塔、#10高橋がリングを越える高さでリバウンドをもぎ取ると、#6孟、#7石井が得点を決める。そして激しくも抜群なディフェンスを展開する。しかし、1点を争う緊迫したゲーム展開の中、拓殖大#4清水、#8加々美が3Pシュートを決める。更に勝負所では#10長谷川がオフェンスリバウンドをチップアウトし、#5伊藤が値千金の3Pシュートを沈め、大東大の必死の追撃を振り切り、68対67で勝利を手にした。 

西野 直樹 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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