今年の日筑定期戦は中止、さらに関東リーグでは1勝1敗、得失点差も0で、この試合が因縁の対決の決勝戦となった。筑波大はエース瀬戸山が得点を量産し、最高の立ち上がりを見せる。しかし日体大も#6井場田の3Pシュートなどですぐさま逆転。第2ピリオドから徐々に日体大の高さが効きはじめ点差が広がる。第3ピリオドは筑波大もディフェンスで意地を見せるが第4ピリオドは日体大が自在に得点し、結局28点もの大差がつき日体大がベスト8進出を決めた。
第1ピリオド、筑波大#4瀬戸山がドリブルからディフェンスを抜き去りレイアップを次々と決める。さらに相手が警戒したところで3Pシュートも沈め、このピリオド13得点と大活躍。一方、日体大はイージーなミスが続き、リードを許す。しかし交代で出た#6井場田が2本の3Pシュートを決め、残り2分2点差に詰める。さらに#11与那嶺の3Pシュートがブザービターで決まり逆転に成功。
第2ピリオド、日体大がゴール下を支配。筑波大はいい形でシュートまで持ち込むが日体大インサイド陣にことごとく叩き落され得点できない。さらに残り2分45秒、筑波大#4瀬戸山が3つ目のファウルを犯しベンチへ下がる。その直後日体大#8大西がドライブから得点し、リードを8点に広げる。残り1分にも#6井場田がこの試合3本目となる3Pシュートを決め、11点差となる。筑波大は#5井上のローポストからの1on1で反撃し9点差で後半へ。
第3ピリオド、両チーム守りあいとなる。筑波大は2−3ゾーンに切り替え、リズムを変える。このピリオド12対9とロースコアながら日体大がリードを広げた。
第4ピリオド残り9分13秒、日体大は#8大西のレイアップでこの試合最大の15点差とする。さらに#10新井の3Pシュート、速攻から再び#8大西が得点を決め、残り8分26秒20点のリードを奪う。筑波大は2−2−1のオールコートゾーンプレスをしく。しかし日体大は冷静にボールを運び、#10新井がこのピリオド2本目の3Pを決めるなどで全く寄せつけない。波に乗った日体大は次々と得点を重ね、大量リード。最後は28点差をつけて日体大が勝利。
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