ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第2体育館 Cコート
試合区分: No.109 男子 第1回戦
開催期日: 2004(H16)年11月30日(火) 主審: 隅谷 篤司
開始時間: 12:00 副審: 栗田 充伯


近畿大

( 関西2位 )

64

 
21 -1st- 16
4 -2nd- 14
22 -3rd- 13
17 -4th- 17
 

60


金沢大

( 北信越2位 )

大会2日目の金沢大学対近畿大学の試合は最後まで勝負のわからない白熱したゲームとなった。第3ピリオドまで互角の点の取り合いだったが近畿大が#9坂下の3本の3Pシュートで金沢大を一歩抜け出す。しかし、第4ピリオド途中出場の金沢大#14小豆澤が3Pシュートを3本決め、2点差まで追い上げるが、最後は近畿大が4点差で逃げ切った。
 
  第1ピリオド、金沢大は速攻から速い展開で得点する。一方の近畿大はオフェンスリバウンドをもぎ取り、セカンドチャンスを確実に決めていく。残り4分金沢大はオールメンバーチェンジをするが、これが裏目に出る。残りの時間フリースローの1点に抑え込まれ、5点差で第2ピリオドへ。
 
  第2ピリオド、金沢大のディフェンスが機能し、近畿大をフリースローの4得点に抑え込む。その間、金沢大は#9山田を中心に得点を重ね、逆転に成功する。残り5分、再びメンバーを全員替えるが今回は仕事をきっちりこなし、5点差金沢大リードで前半を折り返す。
 
  第3ピリオド、両チーム互角に点を取り合う。しかし、終盤近畿大#9坂下のブザービーターを含む3連続3ポイントシュートで近畿大が再逆転に成功する。
 
  第4ピリオド、順調に得点を伸ばす近畿大に対し、金沢大は近畿大のディフェンスを突破できない。残り3分にこの試合最大の10点差とされる。ここで近畿大は#14小豆澤を投入する。残り2分#14小豆澤の3Pシュートに加え、#9山田のバスケットカウントで5点差に詰め寄る。残り1分再び#14小豆澤の3Pシュートが決まり2点差とするが、近畿大#16水戸に決め返されてしまう。最後はファウルゲームで得たフリースローを決め勝負あり。金沢大#14小豆澤がブザービーターを決めるが4点差で近畿大が逃げ切った。

大室 泰三 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
プリントする