ゲームレポート
ボックススコア
開催場所: 国立代々木競技場第2体育館 Cコート
試合区分: No.102 男子 第1回戦
開催期日: 2004(H16)年11月29日(月) 主審: 吉岡 康元
開始時間: 13:30 副審: 北本 健二


拓殖大

( 関東11位 )

92

 
20 -1st- 14
29 -2nd- 15
18 -3rd- 18
25 -4th- 19
 

66


倉敷芸術科学大

( 中国2位 )

 攻守の展開の速いトランジションゲームを拓殖大が制し、関東の壁の厚さを倉敷芸科大にみせつけた形となった。高さに勝る拓殖大は厳しいプレッシャーで倉敷芸科大に外からの苦し紛れのシュートしか許さない。リバウンドから速い攻撃が展開され、順調にリードを広げ、92対66で勝利した。
 
   第1ピリオド、スタートから拓殖大は#9小島の高さをいかしたプレイや、#6熊谷から繰り出される速攻でリードを奪う。倉敷芸科大は拓殖大のディフェンスの厳しいプレッシャーに苦しみ、#4竹林を中心に外からシュートを狙っていく。
 
   第2ピリオドに入ると拓殖大はオールコートでディフェンスを仕掛け、倉敷芸科大に思うようにボールを運ばせない。拓殖大#8加々美の連続得点などでリードを広がったところで倉敷芸科大はディフェンスをゾーンに切り替えるが、拓殖大#4清水が落ち着いてこのピリオド2本目の3Pシュートを沈める。拓殖大が20点の大幅リードを奪って前半を終了する。
 
   第3ピリオド、大量のリードのせいか拓殖大に雑なプレイが目立ち始める。倉敷芸科大は拓殖大からオフェンスチャージングを2本連続で奪い、#7新井がこのピリオドだけで3本の3Pシュートを沈め追撃を図る。しかし拓殖大も#4清水、#5伊藤がシュートを決め点差は縮まらない。
 
   第4ピリオドに入り倉敷芸科大もラストは前からのディフェンス、スピーディなオフェンスで持ち味をみせる。拓殖大はベンチ入りメンバー全員を出場させる余裕をみせ、二回戦進出を決めた。

佐藤 将之 (日本学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Collegiate Basketball Federation.
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