関東1位の筑波大対関東3位の松蔭大の対戦。前半は#8服部と#13福士のツインタワーが高さで圧倒し、筑波大ペースの一方的な試合展開となる。対する松蔭大は、シュート前のミスが目立ち、苦しい時間帯が続く。後半に入ると、松蔭大のシュートが決まりはじめる。だが、筑波大#13福士に大量得点を許し、点差を縮めることができない。終始ディフェンスから流れを引き寄せた筑波大が、78-55と快勝し、ベスト4進出を決めた。
第1ピリオド、開始早々筑波大は#4大鷹が負傷退場し、暗雲が立ち込める。この窮地を救ったのは、#8服部と#13福士。リバウンドからの得点に加え、二人のホットラインも機能し、試合の主導権を手にする。対する松蔭大は序盤、シュートを積極的に狙い、着実に加点する。だが、その後は筑波大のディフェンスに攻めあぐね、ターンオーバーを連発してしまう。21-8と筑波大が大きくリードし、第2ピリオドへ。
第2ピリオド、筑波大の勢いはとどまることを知らず、松蔭大を攻め立てる。ディフェンスでは厳しくプレッシャーを与え、ボールを奪い取る。対する松蔭大は、#10横山の3Pシュートを皮切りに連続得点するも、後が続かない。終始ターンオーバーが目立ち、反撃への道は切り開けない。38-19と筑波大リードで後半へ。
第3ピリオド、序盤は両チームともミスが続き、重苦しいスタートとなる。そのなか松蔭大は徐々にシュートが決まり始める。対する筑波大は、#8服部が執拗にマークされ、序盤は得点が伸び悩む。しかし、#13福士が軽やかな身のこなしで得点を重ねる。56-36と筑波大リードのまま、最終ピリオドへ。
第4ピリオド、筑波大はこのピリオドもインサイド陣がオフェンスの起点となる。後半は主力を温存するが、勢いは衰えない。対する松蔭大は、プレッシャーをかけ、シュートミスを誘うが、リバウンドを取りきることが出来ない。#6木村が攻守に奮闘するも及ばず、78-55。筑波大が勝利を収めた。
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