■Aブロック 第1シードの日本大学が頭一つ飛び抜けている。それに対抗するのは拓殖大学、白鴎大学、京都産業大学か。 日本大学は今年が勝負の年と言えるだろう。勝利への執念を堅持するエース#4栗原、強靭な肉体を持つペイントエリアの支配者#21中村、正確無比の3Pシューター#31上江田らに、怪我に泣かされ続けてきたラストピース#1種市が加わり4年生カルテットが実現。さらに、#9篠山と#15熊澤の強力ガード陣がこれをバックアップ。スーパールーキー#3石川にも期待がかかる。関東リーグ優勝の勢いそのままにこの大舞台で大暴れしてくれるだろう。 京都産業大学は、オールラウンドな活躍が光る#23田代、幅広いシュートレンジを駆使する#7菊地、3Pシューター#13岩田ら安定感抜群の最上級生がチームを牽引する。また、若き司令塔#1熊谷がチームにスピード感をもたらし、3年ぶりのベスト8進出を目指す。 拓殖大学は、エースガード#22松崎がチームの中心。さらに勝負所で頼れるキャプテン#3宇佐美、強心臓の3Pシューター#94長谷川(智)、しなやかさと力強さを兼ね備えたアンセルフィッシュプレイヤー#99長谷川(技)らが勢いをもたらす。一発勝負に強い拓殖大学、番狂わせに期待したい。 2大会ぶりにインカレ出場を果たした白鴎大学。インサイドで猛威を振るう#30アビブの存在は脅威。さらに、不動のエース#00藤江や流れを一気に引き寄せる爆発力を持つ#10田中などアウトサイド陣も充実。チーム一丸となって下克上を狙う。 |