■Aブロック Aブロックは、拓殖大学が最有力候補と言える。それを鹿屋体育大学、専修大学、早稲田大学が阻止することができるか。 前大会、女王の座についた拓殖大学は、すでに関東女子トーナメント・リーグと王者の地位に君臨している。このチームを引っ張るのは、長身シューター♯4小林と強気なプレイが持ち味の#5星である。さらに、ユニバーシアードで活躍を見せた#7矢農や#8森、どんな体勢でもシュートをねじ込む#11佐藤と、下級生の勢いも十分である。抜け目のない選手層を武器に、今シーズン3冠を果たせるか。 九州リーグの混戦を勝ち抜いてきた鹿屋体育大学は、安定感抜群のガード陣と高い得点力を持つフォワード陣を有する。特に、国際経験を積んできた#7小池は、柔軟なプレイで次々とシュートを沈める。さらに、キャプテンの#8高岡、ずば抜けた跳躍力でリバウンドをもぎ取る#4玉城と、最上級生の活躍が勝利への鍵を握る。インカレ予選では主力が怪我で苦しんだものの、今大会では大爆発するに違いない。 今シーズンに入り、成長著しい専修大学。点取り屋の#11相原を筆頭に、華麗な3Pシュートでゴールを射抜く#15高橋、体を張ったインサイドプレイが魅力の#91藤岡と、能力の高い選手が揃っている。自分達のペースへ持ち込み、虎視眈々と上位進出を狙う。 早稲田大学は、器用なステップワークで観客を魅了する#7柴田、非凡なパスセンスでチームを引っ張る#6松井がチームの要となる。さらに今季は、迫力溢れるインサイドプレイでチームを鼓舞する#8丹羽が新たな戦力となり、一味違ったバスケットを見せてくれるだろう。有終の美を咲かすことができるか。 |