ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第二体育館
試合区分: No.226 女子 準々決勝
開催期日: 2009(H21)年11月27日(金) 主審: 安西 郷史
開始時間: 14:40 副審: 前田 喜庸
終了時間: 16:00  


大阪体育大

( 関西2位 )

88

 
15 -1st- 17
28 -2nd- 9
18 -3rd- 9
27 -4th- 16
 

51


山形大

( 東北1位 )

準々決勝第2試合、大阪体育大と山形大の対戦。第1ピリオドは開始早々10-1と山形大がリードを奪った。しかし、そこから試合を掌握したのは大阪体育大。第1ピリオド終了時には15-17と追いつくと、第2ピリオドを28-9、第3ピリオド18-9と山形大を攻守で圧倒し、試合の大勢を決する。山形大は最後まで粘りを見せるが、逆転には遠く及ばず。88-51と大阪体育大が盤石の勝利でベスト4に名乗りを上げた。
 
  第1ピリオド、#7糸井、#12阿部が連続3Pシュートを決め、開始4分で10-1と山形大がスタートダッシュに成功する。対する大阪体育大は、#5竹本を起点に尻上がりに反撃を開始。#9宮森のゴール下、#15瀧井、#11広倉の3Pシュートなどで15-17と2点差まで追い上げて第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド、大阪体育大が猛攻を開始。#4田上の2本、#7小倉の2本を含む7本の3Pシュートで一気に逆転に成功、その後も点差を積み上げていく。反撃に転じたい山形大だったが、大阪体育大の堅守に阻まれてこのピリオド8得点のみと失速。大阪体育大が43-26と17点差を奪って前半を終える。
 
  第3ピリオド、大きく離された山形大は、2-2-1からの2-3ゾーンディフェンスで反撃を試みる。しかし大阪体育大は#5竹本のドライブ、#4田上の3Pシュートなど、内外バランスの良い攻撃でこれをすぐさま攻略し、山形大を追い詰める。山形大は2回のタイムアウトでなんとか流れを断ち切ろうとするが、大阪体育大の猛攻を止められない。61-35と大阪体育大がさらに点差を広げて第3ピリオド終了。
 
  第4ピリオド、なおも大阪体育大は着実に得点を挙げ点差を開いていく。山形大は#4佐藤(知)、#14佐藤(優)が奮起し追いすがるも、序盤に開いた大差をひっくり返す力は残っていなかった。大阪体育大は最後まで攻撃の手を緩めることなく得点を重ね、88-51と大勝。4強入りを果たした。

川村 裕太郎 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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