関東3位の松蔭大と関東7位の白鴎大の関東対決、ベスト8をかけた一戦。序盤、白鴎大は#13永野、#14王とインサイド陣を中心にミスマッチを利用し、好スタートを切る。だがその後、ファウルトラブルに見舞われ、一気に流れは松蔭大へ。第2ピリオド中盤、松蔭大#8田中の連続得点でついに逆転に成功する。終盤、白鴎大はゾーンプレスを引き、追い上げようとするが、前半からの大きな点差が仇となり、75-64。関東女子リーグ戦で1勝1敗だった対決は松蔭大が勝利し、4年ぶりにベスト8へと駒を進めた。
第1ピリオド開始、白鴎大はゴールに嫌われ、リズムを掴むことが出来ない。だが、フリースロー後にゾーンプレスを仕掛け、流れを掴むことに成功する。その後も、2本のインターセプトを繰り出し、白鴎大ペースで試合を進める。一方の松蔭大は、オフェンスリバウンドからセカンドチャンスを作るが、なかなか得点に繋げられない。しかし終盤、#6木村が3Pシュートを連続で沈め、なんとか食らいつく。23−18、白鴎大がリードし、第1ピリオド終了。
第2ピリオド序盤、白鴎大は#4藤井、#14王がファウルトラブルとなり、苦しい状態に陥ってしまう。対する松蔭大は、このチャンスを見逃すことなく、果敢に相手ゴールへと攻め込む。中盤、松蔭大#8田中がオフェンスリバウンドシュートで同点に追いつくと、その勢いのまま逆転に成功する。37−30、松蔭大がリードを奪い返し、前半を折り返す。
第3ピリオド、松蔭大は#6木村を起点に着々と点数を重ねていく。更に#11君塚がオフェンスで爆発し、応戦する。一方の白鴎大はミスマッチを利用し、#14王を中心に攻めるが、前半の流れを変えられない。終盤、白鴎大#14王が4つ目のファウルで交代し、更に苦しい状態となる。56−45、松蔭大がリードを広げ、最終ピリオドへ。
第4ピリオド、松蔭大は中、外とバランスの取れたオフェンスを展開し、安定したゲーム運びを見せる。更に、リバウンドに全員が飛び込み、相手にオフェンスのチャンスを与えない。早く追いつきたい白鴎大は、次々とシュートを放つが、前半でついた点差を縮めることが出来ない。残り2分、白鴎大はゾーンプレスで最後に追い上げの糸口を作ろうとするが、惜しくもタイムアップ。75−64、松蔭大が勝利した。
|
|