関東1位の拓殖大と関東4位の専修大との一戦。前半は専修大#11相原が攻守にわたってチームを引っ張り、勢いに乗る。対する拓殖大は、小さなミスが積み重なり、なかなかリズムを掴むことができない。だが、後半に入り、#4小林、#8森を起点に得点を量産し、点差を広げていく。第3ピリオドの点差が響き、86-60でゲームセット。8強入りを賭けた関東同士の対決は、拓殖大に軍配が上がった。
第1ピリオド、専修大は#15高橋(香)の3Pシュートやドライブ、#48大柴や#31門脇らガード陣の1on1で点を重ねていく。一方の拓殖大は、得意の速攻を次々と繰り出すも、ミスが多く、なかなか攻撃のリズムを作ることができない。17-15、拓殖大2点リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、出だし専修大は#11相原がスティールからの速攻を含む、3連続得点を挙げ、逆転に成功する。しかし、拓殖大も負けじと#4小林が4点プレイを決め、主導権を奪い返す。また、中盤からハーフコート・ゾーンディフェンスを仕掛け、終始、攻撃的な姿勢を貫く。最大8点差とするも、ピリオド終了間際、専修大#91藤岡にブザービーターとなる3Pシュートを沈められ、38-35。勝負の行方は分からぬまま、前半を折り返す。
第3ピリオド、拓殖大は前半から好調な#4小林や、ゴール下の#8森にボールを集め、徐々に点差を広げていく。さらに、相手のターンオーバーを確実に得点に繋げると、勢いは一気に加速する。一方、専修大は出だし、#8境藤の3Pシュートで同点とするが、後が続かない。65-48、拓殖大が大量リードを奪い、最終ピリオドへ。
第4ピリオド、拓殖大は積極的にインターセプトを狙い、速攻に持ち込む。一方の専修大はゾーンディフェンスを攻めきれず、シュートまで持ち込むことができない。拓殖大は、一度掴んだ流れを離すことなく点差を維持し、86-60。拓殖大がベスト8に駒を進めた。
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