関西1位の天理大と関東6位の中央大による5位決定戦を賭けた戦い。序盤、天理大は#1根来、#10サンバを中心に攻撃を組み立てる。対する中央大は#4小野(龍)のオールラウンドな活躍で前半までは一進一退の接戦となる。しかし、第3ピリオド終盤で天理大が逆転し、その勢いのままに点差を広げて試合を優位に進めた。天理大が94-73で5位決定戦への切符を手にした。
第1ピリオド、天理大は#10サンバを中心に高さを活かしたインサイドで得点を重ねる。一方の中央大は#11竹原の3Pシュート、#4小野(龍)のシュートで対抗する。中盤、中央大は天理大のミスから得点を重ね試合を有利に進めるも、#10サンバのインサイドを止めることが出来ない。その後一進一退の攻防が続き中央大が24-20の4点リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、序盤に中央大#16小野(大)の連続得点で10点差になる。天理大はゾーンディフェンスからリズムを掴もうとするも中央大#15佐藤、#8吉田の3Pシュートで点差は縮まらない。しかし終盤、天理大は#10サンバのインサイド、#1根来のシュートで点差を縮め、46-42で第1ピリオド同様中央大が4点のリードで前半を終える。
第3ピリオド、天理大は#10サンバにボールを集めるもなかなかシュートが決まらない。逆に中央大は#4小野のインサイドで確実に得点する。しかし中盤から中央大は外角からの単調な攻撃になってしまいリズムに乗りきれない。徐々に天理大が点差を縮め、残り1分に#1根来のシュートでついに同点。さらに残り2秒天理大#1根来の3Pシュートで逆転に成功し、65-62の天理大3点リードで第3ピリオド終了。
第4ピリオド、天理大は第3ピリオドの勢いそのままに激しいディフェンスで試合を優位に進め、残り6分に天理大#25平尾のシュートで10点差となる。中央大は全員でオフェンスリバウンドを奪いセカンドチャンスを得るも得点することが出来ない。終盤になると、中央大のターンオーバーが目立ち始める。天理大は最後まで#10サンバのインサイドを中心に攻撃をしかけ、94-73で天理大が勝利した。
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