ゲームレポート
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開催場所: 大阪市中央体育館 Mコート
試合区分: No.128 男子 準々決勝
開催期日: 2009(H21)年12月04日(金) 主審: 島田 剛次
開始時間: 18:00 副審: 岩木 太郎
終了時間: 19:30  


日本大

( 関東1位 )

83

 
23 -1st- 7
20 -2nd- 23
23 -3rd- 14
17 -4th- 28
 

72


拓殖大

( 関東10位 )

関東リーグを制した日本大と関東10位の拓殖大のベスト4を賭けた1戦。序盤から激しいディフェンスとバリーエーション豊富なオフェンスでリードを奪った日本大に対し、拓殖大は自分たちの攻撃を封じこまれ思うようにシュートを決められない。終盤、激しいディフェンスから追い上げをみせるが83-72で日本大が勝利して、ベスト4進出を決めた。
 
  第1ピリオド、日本大#15熊澤のバスケットカウントでスタート。拓殖大は、ボールの展開に苦しみ、思うようにオフェンスが機能しない。日本大は#9篠山の切れのあるオフェンスから得点を重ね、残り6分で12-2と日本大が10点リードを奪ったところで拓殖大タイムアウト。その後も勢いが止まらない日本大に対し、拓殖大はゾーンディフェンスに切り替える。しかし、日本大はこれを冷静に対処し、23-7と16点リードで第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド、拓殖大はゾーンディフェンス、日本大は激しいマンツーマンのスタイルを変えない。日本大#9篠山が冷静なゲームコントロールと#15熊澤の正確なアウトサイドシュートで得点を重ねる。拓殖大もスクリーンを多用しオフェンスを組み立てるが噛み合わず、日本大が優勢に試合を進める。拓殖大も#94長谷川(智)の3Pシュートを含む連続得点でゲームをつなぎ、43-30で後半戦へ。
 
  第3ピリオド、序盤は両チーム決め切ることができず得点が止まる。日本大はディフェンスの激しさを増すと、そこから#9篠山、#15熊澤の脚を活かした攻撃や体を張ったルーズボールで点差を開いていく。拓殖大は#94長谷川(智)の1on1で喰らいつくも日本大の勢いは衰えず、66-44と日本大がリードを広げ第3ピリオド終了。
 
  第4ピリオド、拓殖大は気迫のこもったプレイから追い上げを開始。#94長谷川(智)のバスケットカウントが決まり72-53、日本大はタイムアウト。流れを掴んだ拓殖大は、激しいディフェンスから得点に繋げ、75-63と詰め寄る。しかし日本大は最後まで自分たちのスタイルを崩すことなくリードを守りきり、83-72で勝利。ベスト4進出を決めた。
 

鳥 和成 (関西学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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