第61回全日本大学バスケットボール選手権大会のオープニングゲーム。出場チーム中唯一初回から61回連続出場の関東7位筑波大と、下級生を中心に四国を制し、7年ぶりに出場する高知大の一戦。ゲームは序盤から、パワー、高さに勝る筑波大のペースで進む。高知大も、高さのハンデをスピードでカバーしようとするが、ディフェンスリバウンドが取れずオフェンスのリズムを作れない。40分間終始ゲームを支配した筑波大が全員出場を果たし、153-57で勝利した。
第1ピリオド、開始直後から筑波大はオールコートマンツーマンで高知大に強いプレッシャーをかけ、オフェンスのリズムを掴ませない。攻めても、ガード#13片峯を中心に全員がコートを縦横無尽に走り回り加点していく。高知大も#7竹内の連続3Pシュートで何とか食い下がろうとするが点差は開いていく。筑波大が39-10で筑波大が29点リードして第2ピリオドへ。
第2ピリオド、高知大がディフェンスを頑張り筑波大に簡単に得点を許さない。高知大#8三王、#6松本の連続ブレイクが出たところで筑波大タイムアウト。ここから筑波大が再びディフェンスを強め、一気にゲームを支配し、73-18で後半へ折り返す。
第3ピリオド、筑波大はスタートに戻し強いディフェンスで高知大を突き放しにかかる。高知大は相手のプレッシャーに対抗することが出来ず、3ピリオドだけで47-14とこの試合最大の33点差。全体でも120-32の大差となり最終ピリオドへ。
第4ピリオド、高知大は大差に関わらず、最後までゲームを投げず走り続ける。オールコートプレスからのブレイクも出だし得点を重ねるが、第3ピリオドまでの得点差は、どうすることもできず153-57で筑波大が2回戦へ駒を進めた。
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