ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第二体育館
試合区分: No.232 女子 準決勝
開催期日: 2009(H21)年11月28日(土) 主審: 渡辺 雄吉
開始時間: 18:00 副審: 野口 浩正・岩木 太郎
終了時間: 19:30  


筑波大

( 関東2位 )

61

 
19 -1st- 13
12 -2nd- 17
11 -3rd- 10
19 -4th- 19
 

59


拓殖大

( 関東1位 )

関東1位拓殖大と関東2位筑波大との一戦。両者一歩も譲らない展開となった。出だし、筑波大がディフェンスから流れを呼び込み、勢いに乗る。しかし、対する拓殖大も黙ってはおらず、すぐさま反撃を開始。最終ピリオド、筑波大は#4大鷹、#14水谷が要所で3Pシュートを決め、一歩リードする。拓殖大は追い上げを見せるが一歩及ばず、59−61。筑波大が悲願の優勝へと王手をかけた。
 
  第1ピリオド、先手をとったのは筑波大。出だしから、堅いディフェンスで拓殖大の攻撃を阻止し、オフェンスへと繋げる。対する拓殖大は、序盤は無得点の時間帯が続くが、タイムアウトを皮切りに反撃に出る。19-13。筑波大リードで第1ピリオド終了。
 
  第2ピリオド、一進一退の攻防となる。筑波大は序盤、大黒柱である#8服部が負傷退場し、暗雲が立ちこめるも交代で入った#15天野がその穴を埋める活躍を遂げ、流れを渡さない。一方、拓殖大は#11佐藤が3Pシュートを沈めると、追い上げムードとなる。31-30、筑波大リードで第2ピリオド終了。
   
  第3ピリオド、両者粘り強いディフェンスを展開し、ロースコアゲームとなる。筑波大は#13福士が、攻守ともに頑張りを見せ、チームを鼓舞する。対する拓殖大は中盤、ゾーンディフェンスを敷き、勝負に出る。42-40、筑波大がリードを保ち、第3ピリオド終了。
   
  第4ピリオド出だし、#9奥里が連続得点を挙げ、拓殖大が勢いづく。対する筑波大は、#4大鷹の連続3Pシュートで反撃する。終盤、流れは拓殖大に傾き、一度は10点ついた差を2点差まで縮めるが、あと一歩及ばず、61−59。筑波大が激戦を制し、白星を飾った。

田野 蓉子 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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