インカレベスト8の座をかけ、大阪体育大学と立命館大学の関西対決が始まる。激しい展開が予想されるこの熱い戦いを制するのはどちらのチームか。試合開始早々から大体大#5竹本のオフェンスが爆発、第1ピリオドだけで12得点する活躍を見せる。立命館大は序盤点を取り返していくが、じわじわと差を広げられていく。大体大は終始自分たちのペースで試合を進めていった。対する立命館大は関西リーグで見せた粘りを見せることが出来なかった。77-47と大差をつけ、大体大がベスト8へと駒を進めた。
第1ピリオド開始。両チームの気迫が感じられ、激しい競り合いが見られる中、立命館大#4影石のシュートから試合が始まる。だが、すぐさま大体大も#5竹本の巧みな1on1で点を取り返す。そこから#5竹本は立て続けにシュートを決めていき、このピリオドだけで12得点の活躍を見せる。その後は点の取り合いとなり、16-12、大体大のリードで第1ピリオドを終了。
第2ピリオドに入り、さらに激しい攻防となる。大体大は#5竹本、#13広倉らの強気の1on1により立命館大はファウルが重なる。立命館大は選手交代をしていくが、中々流れが変わらないまま時間が過ぎていく。一方、大体大は#4田上の華麗なアシストなどから確実にシュートを決め、一気に波に乗る。第2ピリオドを35−21で終了し、大体大はリードを広げた。
第3ピリオド開始早々、大体大#15瀧井がこの試合2本目の3Pシュートを決める。その後も大体大の勢いは止まらない。立命館大は残り4分、20点差とされ、たまらずタイムアウトを取る。しかしその直後に大体大は#15瀧井、#5竹本が連続で3Pシュートを決め、立命館大に流れを譲らない。ここからさらに差は広がり、61−31。大体大は大きなリードを奪い最終ピリオドへ。
第4ピリオド開始、試合の流れは完璧に大体大のもの。しかし立命館大は#5野町、#7若松らセンター陣がふんばりを見せ差を縮めようとする。対する大体大は攻撃の手を緩めず、全員がリングに向っていく。そのまま差は縮まることなく77-47で試合終了。インカレでの激しい関西同士の戦いは大体大が制し、ベスト8進出を果たした。
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