九州2位の西南女学院大と北海道1位の北翔大との1回戦。第1ピリオド終盤から流れを得た西南女学院大がオフェンスリバウンドや速攻の得点でリードを奪う。前半はそのまま西南女学院大が優位にゲームを進めるも、後半に入ると一転。北翔大はドライブが次々と成功し、1桁点差に縮めていく。しかし、終盤は西南女学院大が確実にシュートを沈めて試合を進める。90-74で西南女学院大が2回戦に進出した。
第1ピリオド、西南女学院大は#8野尻がゴール下でバスケットカウントを奪うと、#7石川が3Pシュートを沈め、内外バランス良く得点していく。対する北翔大はインサイドでダブルチームを仕掛け好ディフェンスを見せると、3Pシュートやフリースローなどで残り4分には15-17と2点差に迫る。しかし、終盤は西南女学院大がディフェンスリバウンドを次々と速攻に繋げて流れを掴む。28-18と西南女学院大が10点差をつけて第2ピリオドへ。
第2ピリオド、序盤こそ点の取り合いとなるが、中盤からは北翔大のシュートが決まらず、得点が停滞してしまう。この間に西南女学院大が#16山根や#4田中の3Pシュートでリードを広げると早くもベンチメンバーを出場させる。北翔大は残り6分からこのピリオド終了までわずか4得点。54-29と25点のリードをつけて前半終了。
第3ピリオド、北翔大は#8本川や#13小川の3Pシュートで追い上げを図るも、西南女学院大は#6久松や#7石川が3Pシュートを決め返し、点差を縮めさせない。しかし、中盤になり積極的なドライブから北翔大が流れを掴むと、#8本川の連続得点で残り2分には50-66とする。このピリオドでは中盤から西南女学院大のオフェンスが沈黙。69-55と西南女学院大がリードを14点に縮められ、最終ピリオドへ。
第4ピリオド、第3ピリオドの流れそのままに北翔大は#8本川のレイアップシュートや#12三浦のバスケットカウントでついに1桁点差まで縮める。しかし、残り8分半に西南女学院大#16山根がレイアップシュートを決め、ようやく落ち着きを取り戻すと、#4田中や#5酒井の得点で再び点差を広げる。北翔大は疲れが見え始め、追い上げることが出来ない。そのまま90-74で西南女学院大が勝利した。
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