北信越2位信州大と関東7位白鴎大の一戦。序盤は白鴎大が持ち前の高さと速さを武器に、信州大を圧倒する。だが、後半に入ると状況は一変する。信州大が驚異のシュート決定率で勢いに乗り、白鴎大はプレイの精細さを欠き、ターンオーバーを連発。白鴎大は#6田中の3Pシュートや#14王のインサイドで要所で得点し信州大を寄せ付けず、66-87と白鴎大が勝利した。
第1ピリオド、白鴎大は序盤からトランディションの速さ、また#14王のインサイドで加点し、勢いに乗る。対する信州大は積極的にシュートを狙うが、白鴎大のプレッシャーを前に攻めあぐねてしまう。また終盤には意思が噛み合わず、連続ターンオーバーをしまい、6−26と白鴎大がリードし、第2ピリオドへ。
第2ピリオド、白鴎大は内外バランスの取れた攻撃で着実に加点する。一方、ディフェンスではリバウンドを確実に押さえ、相手に勢いを与えない。対する信州大は強気に1on1を仕掛け、ファールを稼ぐも得点へとつなげることができない。ディフェンスでは#14王を徹底的に潰しにかかる。しかし上手くパスを捌かれてしまい、得点を与えてしまう。10−43、白鴎大がリードを広げ、後半へ。
第3ピリオド、開始早々信州大は、#16宇羽野の速攻を皮切りに一気に勢いに乗る。#4小林が3Pシュートに加え、アシストでも得点に貢献する。対する白鴎大は、ターンオーバーが続き、相手に大量得点を与えてしまう。苦しい状況のなかで#14王が力強くリバウンドを取り、チームを支える。38−64と白鴎大リードで第4ピリオドへ。
第4ピリオド、白鴎大はアウトサイドの3Pシュートが高確率で決まり、得点を稼ぐ。控えメンバーを起用した後半では、ディフェンスが機能せず、簡単に得点を与えてしまう。信州大は勢いそのまま、ディフェンスで相手に強いプレッシャーを与える。そこからボールを奪い、得点を重ねる。しかし、序盤の失点から逆転劇へは至らず、66-87、白鴎大が苦しみながらも勝利を手にした。
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