中国1位環太平洋大と関西1位大人科大との一戦。大人科大は終始ゾーンディフェンスを敷き、相手の高さを封じ込める。一方の環太平洋大も、ディフェンスで粘りを見せる。しかし、オフェンスではターンオーバーが重み、あと一歩詰め寄ることができない。78-64、大人科大が最後までリードを守り続け、初戦突破を果たした。
第1ピリオド、大人科大は#5玉井が攻撃の起点となり、シュートを次々に決めていく。対する環太平洋大は、センターを中心に攻めようとするが、相手のゾーンディフェンスを前にパスが通らず、思うようなオフェンスが展開できない。26-15、大人科大リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド序盤、環太平洋大は素早いパス回しで、シュートチャンスを作る。一方、大人科大はディフェンスで巧みな駆け引きを見せ、ミスを誘う。終盤、相手のターンオーバーを確実に得点に繋げると、連続得点を挙げ、差を広げ、49-33。大人科大リードで前半を折り返す。
第3ピリオド、大人科大はファストブレイクから流れを作り、中と外でバランスよくオフェンスを展開する。対する環太平洋大は前半、#5高橋が攻守ともに貢献し、粘りを見せる。しかし、リバウンドを取りきれず、劣勢状態を覆すことができない。48-65、大人科大がリードを広げ第3ピリオド終了。
第4ピリオド、環太平洋大はゾーンプレスで追い上げを図る。中盤、激しいプレッシャーからミスを誘い、10点差まで詰め寄る。しかし、対する大人科大は#19鬼頭が要所で3Pシュートを沈めると、流れを取り戻す。78-64と、環太平洋の追撃は及ばず、大人科大が勝利を収めた。
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