関西3位の関西外大と中国2位の広島大の一戦。両チームとも序盤はシュートが入らず重い立ち上がりとなる。徐々にインサイドが機能し始めた関西外大が流れを掴む。後半、関西外大はインサイドを中心に相手を攻め立て、これを広島大は抑えることが出来ず大量リードを奪われてしまう。最後まで広島大は追い上げることができず、関西外大が逃げ切り初戦を飾った。
第1ピリオド、両チームとも果敢にゴールを狙うがシュートが入らず序盤は得点のない時間帯が続く。先制点は関西外大#12藤本の3Pシュート。これを皮切りにリズムを掴み相手のファールを誘い得点を重ねる。広島大はターンオーバーが続きリズムが掴めず、16-9と関西外大がリードし第1ピリオド終了。
第2ピリオド、調子の出ない広島大であったがオフェンスリバウンドからのセカンドシュートと#4松村の3Pシュートなどでペースを掴んでいく。関西外大はインサイドとアウトサイドを上手く使い安定したゲーム運びを展開し相手の追撃を許さず、29-22と関西外大リードのまま前半を終える。
第3ピリオド、広島大は関西外大のインサイドを抑えることが出来ずファールが重んでいく。そこを突いてくる関西外大は#14若山の力強いプレイからバスケットカウントを奪うなど依然主導権を握る。広島大はタイムアウトを取り、何とか立て直しをはかるがアウトサイドが機能せず、逆に関西外大#14若山に3Pシュートを決められ点差を広げられてしまい、このピリオド50-30とついに点差は20点となる。
第4ピリオド、なんとか追い上げたい広島大であったが、相手のインサイドを攻めることができず苦しい展開となる。一方、関西外大は終始高さを活かした攻撃から加点し優位に試合を進める。最後まで点差は縮まることはなくリードを守りきった関西外大が60-43で勝利を手にした。
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