ゲームレポート
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開催場所: 国立代々木競技場第二体育館
試合区分: No.203 女子 1回戦
開催期日: 2009(H21)年11月23日(月) 主審: 津田 博夫
開始時間: 13:40 副審: 小坂井 郁子
終了時間: 15:15  


専修大

( 関東4位 )

81

 
17 -1st- 20
21 -2nd- 19
17 -3rd- 19
15 -4th- 12
11 -OT1- 3
 

73


天理大

( 関西6位 )

天理大と専修大の対戦。序盤から天理大#14高橋が起点となり試合をリードする。対する専修大は中盤に#11相原の連続得点で同点にするも、天理大がディフェンスを踏ん張り、第4ピリオド序盤までリードを保持。終盤、専修大#11相原の得点で61-60とついに逆点に成功するも、天理大#14高橋がバスケットカウントから残り32秒に70-66の4点差までリードを広げる。しかし、専修大は#8境藤のブザービーターで同点に持ち込むと延長戦へ。延長戦は専修大が先制しリードを奪うと、その後も流れは変わらない。天理大はこのピリオド3得点と放つシュートが尽くリングに嫌われ万事休す。81-73で専修大が勝利した。
 
  第1ピリオド、天理大は#14高橋のアシストから#21汪と#8岩原が連続で得点を決め、好スタートを切る。対する専修大は#91藤岡と#11相原の得点で追い上げる。中盤、専修大#8境藤の3Pシュートで同点とするも、天理大が#15我妻の得点でリードを譲らず。終盤、オフェンスのリズムが良くない専修大を横目に、天理大#5家村と#13乗松が連続得点を挙げ、20-17とリードを広げて第2ピリオドへ。
 
  第2ピリオド、専修大は#11相原の連続得点で開始2分で24-24の同点まで追い上げる。対する、天理大は#13乗松の3Pシュートと#14高橋の個人技で持ちこたえ、リードを譲らない。その後は両チームともに得点を重ね、均衡した展開に。終盤、専修大が#11相原と#8境藤の連続得点で1点差まで詰め寄り、39-38の天理大リードで前半を折り返す。
 
  第3ピリオド、天理大は#14高橋の3Pシュートで先制する。対する専修大は1on1で守り切れず、ディフェンスが後手になり、天理大#8岩原に加点を許し38-44とリードを広げられてしまう。その後も天理大は#21汪と#13乗松が3Pシュートを沈め、流れを維持する。しかし終盤、天理大ディフェンスに疲れが見え始めると、その隙に専修大#15高橋、#11相原が連続得点を挙げ、点差を詰める。58-55と天理大リードで最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド、専修大はディフェンスから流れを掴むと、#91藤岡や#11相原が得点を挙げ、残り6分58秒に61-60と逆転。だが天理大#14高橋がバスケットカウントを沈め、流れを断ち切ると、その後一気に逆転に成功。専修大#11相原のミドルシュートで2点差となるも、天理大#15我妻のバスケットカウントで残り32秒に70-66と4点差に。しかし、残り26秒に専修大#10野崎がフリースローを奪い2点差にすると、その#10野崎がエンドスローをスティール。最後の攻撃を専修大は#11相原のミドルシュートに託すが、ここでまさかのエアーボール。しかし、ゴール下にいた専修大#8境藤がリバウンドシュートをブザービーターで決め70-70の同点で第4ピリオド終了。
 
  オーバータイム、専修大は#10野崎がフリースローを沈めると、#48大柴がジャンプシュートで続き、74-70とリードを得る。天理大は良い形でゴール下までつなぐものの、イージーシュートを決めきれず。中盤にようやく#12小山の3Pシュートで1点差とするも、その後尽くシュートを外し、このピリオド3点に終わってしまう。専修大が奪ったリードを守りきり、81-73と勝利を挙げた。

古川 勲典 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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