ゲームレポート
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開催場所: 大阪市中央体育館 Mコート
試合区分: No.135 男子 3位決定戦
開催期日: 2009(H21)年12月06日(日) 主審: 野口 浩正
開始時間: 14:00 副審: 梅本 哲三・川端 孝博
終了時間: 15:30  


青山学院大

( 関東3位 )

98

 
22 -1st- 18
18 -2nd- 18
32 -3rd- 25
26 -4th- 25
 

86


東海大

( 関東5位 )

関東3位の青学大と関東5位の東海大による3-4位決定戦。序盤から両チームとも厳しいディフェンスにより、シーソーゲームでの主導権争いが続く。この拮抗を破るきっかけを作ったのは青学大#16比江島である。リバウンド、ブロック、シュートと1年生らしからぬプレーで大きな流れを引き寄せ、青学大の勝利に大きく貢献した。力の拮抗した両チームによる激しい主導権争いで、見応えのある試合内容であった。
 
  第1ピリオド、青学大は1-2-2のフルコートゾーンディフェンス、東海大は2-3のハーフコートゾーンディフェンスで試合が始まる。先取点は東海大#17前村の3Pシュート。両チームともアウトサイド中心のオフェンスでゲームが流れる。東海大はアウトサイドシュートをリズム良く放つも、青学大が着実なリバウンドから速攻、そして#16比江島の連続得点で流れを掴む。東海大はマンツーマンディフェンスに変化させ、タイトなディフェンスから流れを引き寄せて点差を徐々に詰める。22-18と青学大が4点リードして第1ピリオドが終了。
 
  第2ピリオド、東海大は2-3のハーフコートゾーンディフェンスでリズムを掴み、#24古川の3Pシュートで23-23の同点に追いつく。東海大はその後もゾーンとマンツーを織り交ぜた変則ディフェンスにより青学大の得点を簡単に許さない。残り5分、#16比江島がブロックショットからそのままダンクシュートに持ち込み、青学大が勢いに乗る。しかし、東海大も必死で追いすがり、40-36と青学大が点差変わらず4点リードで第2ピリオドが終了。
 
  第3ピリオド、後半開始から連続得点で勢いに乗った東海大が一気に逆転し、青学大が追いかける試合展開となる。青学大は速攻から点差を詰めようとするが、東海大は#0満原の連続3Pシュートでリードを保つ。しかし、青学大がマンツーマンディフェンスに変化させると再び逆転に成功。64-57と青学大が7点リードしたところで東海大がタイムアウト。しかし、青学大は追い討ちをかけるように#0橋本がブザービーターの3Pシュートをネットに沈め、72-61と青学大が11点リードして第3ピリオド終了。
 
  第4ピリオド、東海大は序盤からディフェンスでプレスを仕掛けるも、青学大は落ち着いたボール運びから確実に得点を決めていく。時間のない東海大は3Pシュートを積極的に放っていくが逆に点差は広がっていき、試合は一気にワンサイドゲームに。終盤に東海大が点差をつめるも、安定した試合運びをした青学大が98-86で勝利し、3位入賞を果たした。
 

早川 亮馬 (関西学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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