関東3位の青学大と関西1位の天理大による準々決勝。序盤、両チームとも激しいディフェンスからどちらもなかなかリズムをつかむことができない。しかし、天理大#10サンバのインサイドの活躍により天理大が優位に試合を進め、36-34の天理大リードで前半を折り返す。後半、青学大のゾーンディフェンスに対し、天理大がなかなか得点をあげることができない。逆に青学大は、#32中川のシュートや#16比江島の1on1からの得点で着実に得点を重ねていき、徐々に試合を優位に展開させる。最後まで息詰まる接戦となったが、青学大が71−67で天理大を下し、ベスト4へ進出した。
第1ピリオド、両チームマンツーマンディフェンスでスタートし、一進一退の攻防が続く。青学大は#16比江島の1on1や、速い展開から得点する。対する天理大はインサイドの#10サンバを中心にインサイドから得点を重ねていく。中盤を過ぎ、#10サンバのインサイドで徐々に天理大がリード広げていき、天理大が21-14の7点のリードで第1ピリオドを終える。
第2ピリオド、青学大はゾーンディフェンスに切り替えてスタート。序盤、青学大は激しいディフェンスで天理大のミスを誘い3連続得点で22−21と逆転に成功する。しかし、天理大#1根来のバスケットカウントで流れを断ち切られると、青学大は逆に5点差をつけられてしまう。お互い激しいディフェンスで得点が入らないが、残り3分に天理大は#10サンバをベンチで休ませるが、ミスを連発してしまい、残り1分で再び逆転を許してしまう。再び#10サンバの投入で持ち直し、天理大が36-34の2点差の接戦で前半を終える。
第3ピリオド、引き続き一進一退の攻防が続く。天理大はなかなか青学大のゾーンディフェンスを攻めきれず、リズムを掴むことができない。一方、青学大も1on1からファウルを誘うが、フリースローが入らず、こちらもリズムを掴むことができない。終盤#10サンバの得点から天理大が54-51の3点差リードで第3ピリオドを終える。
第4ピリオド、序盤、青学大は確実にシュートを決めていくが、天理大は単調な攻撃しか行えず、残り6分半まで無得点。その後は、天理大が#10サンバを中心に攻撃を展開するが、青学大も#32中川のシュートや#16比江島の1on1による得点で譲らない。残り1分、青学大#16比江島の1on1、#0橋本のカットインが成功し、6点差に広がってしまう。天理大は最後まで意地を見せるが、最後まで青学大のゾーンディフェンスに対し攻めのリズムが取れず、71-67で青学大がベスト4進出となった。
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