関東5位の東海大と昨日関東4位法政大に競り勝った九州1位の鹿屋体育大との準々決勝第一試合。センター陣の安定している東海大と、変則ディフェンスで相手リズムを崩す鹿屋体大の良さが序盤戦は目立った。しかしながら自力で勝る東海大がゲームを支配し、80−52で東海大がベスト4一番乗りを決めた。
第1ピリオド、東海大ゾーンディフェンス、鹿屋体育大はゾーンとマンツーマンを織り交ぜる変則ディフェンスで応戦する。開始3分は鹿屋体大がリズムをつかみ、8−3とリードを奪い鹿屋体大のペースでゲームが進む。ディフェンスでリズムが取れない東海大は、残り5分からマンツーマンディフェンスに変え#7遥の3Pシュート、さらに速攻が決まり20−14で東海大が6点リードで終了する。
第2ピリオド、開始早々、東海大#0満原のゴール下、鹿屋体大#18小川の3Pシュートで始まるものの、両チームともオフェンスのミスが続く展開で残り4分まで得点が入らない重苦しい状態が続く。その状態を変えたのが東海大#27石井。3Pシュートとドライブインで36−23と東海大がリードを広げる。その後も東海大は激しいマンツーマンディフェンスでミスを誘い、40−27とリードを広げて前半終了。
第3ピリオド、開始早々、鹿屋体大の#10管澤らの連続シュートでリズムを掴みかけたかに思えたが、東海大は#36養田らの速攻で応戦する。残り4分で何とかオフェンスのリズムを変えたい鹿屋体大がタイムアウトを取る。その後#5八木の3Pシュートで応戦するも、自力に勝る東海大が56−37とリードを19点に広げ第3ピリオドを終了する。
第4ピリオド、東海大はマンツーマンディフェンス、鹿屋体大は前半と同様に変則ディフェンスで応戦する。鹿屋体大のミスから東海大は速攻が決まりオフェンスのリズムをつかむ。さらにはセンター陣がリバウンドも支配し、試合は一方的な展開になる。手を休めることなく攻め続けた東海大が80−52で勝利した。
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