関東2位の慶應義塾大と東海2位の愛知学泉大の戦い。ゲーム序盤お互いに激しいディフェンスで主導権を争い、第1ピリオド終盤で慶應義塾大が一歩抜ける。その後、攻守ともにペースを上げた慶應義塾大が一気に引き離しにかかるが、第3ピリオド終盤、愛知学泉大のリバウンドから速いオフェンス、#32柿本の3Pシュートや#17隅廣の連続得点で10点差まで詰め寄る。しかし、第4ピリオドは慶應義塾大ペースが崩れず、87-67で慶應義塾大が勝利した。
第1ピリオド、立ち上がり愛知学泉大のオフェンスはパッシングからのアウトサイドシュートを狙い、慶應義塾大は#7岩下を起点にオフェンスを仕掛ける。出だしこそ互角の戦いを繰り広げていたが、愛知学泉大のシュートが落ち始めると慶應義塾の得意のトランジションプレイで徐々に点差を開いていく。さらに慶應義塾大は#11酒井が3Pシュートに力強いリバウンドと活躍し、17-9と慶應義塾大8点リードで終了する。
第2ピリオド、慶應義塾大が持ち前のディフェンス力とトランジションバスケットが発揮、#7岩下の豪快なダンクも出て、開始3分で18点差をつける。愛知学泉大は慶應義塾大の速攻を止めることができず、ファウルトラブルも相まって、苦しむ。このまま慶應義塾大ペースで進むかと思われたが、愛知学泉大は#5福田の連続3Pシュートで踏ん張る。しかし終盤、#16二ノ宮、#5小林の連続スティールから得点し、50-27と慶應義塾大23点リードで前半を終了する。
第3ピリオド、立ち上がり、愛知学泉大はチームの要#0溝口が4回目のファウルで暗雲が立ち込めるが、#32柿本、#5吉田、#17隅廣の3Pシュートと#55佐々木の1on1、#6吉田のリバウンドシュートで踏ん張り、残り5分に54-43と11点差に詰め寄る。慶應義塾大はタイムアウトで立て直しを図ると、その後は一進一退の攻防を繰り広げ、62-50の慶應義塾大12点リードで第3ピリオド終了。
第4ピリオド、慶應義塾大が落ち着きを取り戻し#7岩下のピックプレイやトレールプレイから着実に得点を重ねる。開始5分で72-54と18点差と順調に点差を広げる。対する愛知学泉大は、シュートが決まらない時間帯が続き苦しむが、20点差となったところで粘りを見せる。しかし慶應義塾大も力を緩めず、そのまま87-67で慶應義塾大が勝利した。
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