関東9位の明治大対関東4位の東海大は両チームとも気合の入ったレベルの高い試合となった。東海大は#17前村#5多嶋のスピードとシュート力のある両ガードが、終始チームを引っ張って勢いを感じさせる戦いを見せた。対する明治大は#14金丸(晃)を中心としたオフェンスと、変化あるディフェンスで対抗するも、ゴール下の粘りあるオフェンスとリバウンドで力強くプレイした東海大が85-76で接戦をものにした。
第1ピリオド、両チームマンツーマンディフェンスでスタート。東海大#17前村のシュートで先手を取るも、明治大#14金丸(晃)の個人技で得点を重ねる。しかし、東海大#24古川が明治大#14金丸(晃)に好ディフェンスを見せると、#5多嶋の3本の3Pシュートで明治大はタイムアウト。しかし、東海大は攻撃の手を緩めず、24-14の10点差をつけ第1ピリオド終了。
第2ピリオド、東海大#5多嶋のドライブイン、3Pシュートが決まるも、明治大#14金丸(晃)、#3金丸(英)が得点し、残り5分まで点差が変わらない。しかしここから東海大の得点が止まり、明治大#21川崎の2本の3Pシュートにより、残り3分には4点差まで追い上げる。終盤は東海大#24古川の2本の3Pシュートによって、東海大44-35とリードを再び広げて前半終了。
第3ピリオド、明治大がゾーンとマンツーマンのチェンジングディフェンスで、東海大のオフェンスリズムを崩しにかかる。明治大#14金丸(晃)を中心としたオフェンスで残り7分には43-46と3点差まで詰め寄るも、東海大は#17前村、#7遥の得点で粘る。力の入った攻防になったが、東海大#0満原のゴール下の踏ん張りにより69-56と東海大13点リードで終了。
第4ピリオド、明治大が当たりの強いマンツーマンディフェンスと連続得点で残り7分、67-71と4点差までつめる。その後は東海大#5多嶋のロングシュートが決まり流れを断ち切ると、こう着状態が続く。勝負どころで東海大はシュートを確実に沈め、そのまま85-76で勝利した。
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