ゲームレポート
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開催場所: 大阪市中央体育館 Cコート
試合区分: No.115 男子 1回戦
開催期日: 2009(H21)年12月02日(水) 主審: 隅谷 篤司
開始時間: 18:00 副審: 中島  淳
終了時間: 19:30  


青山学院大

( 関東3位 )

94

 
24 -1st- 10
27 -2nd- 26
21 -3rd- 18
22 -4th- 25
 

79


関西大

( 関西4位 )

関東3位の青学大と関西4位の関西大の1回戦。青学大が選手層の厚さ、バリエーション豊富なオフェンス、ディフェンスを存分に発揮する、関大は終止ゾーンディフェンスからプレッシャーをかけチャンスを作り#47月本が連続3Pシュートを含め大活躍するが、最後まで青学大のプレッシャーのかかるディフェンスを崩しきれずに、94-79で青学大が勝利した。
   
   第1ピリオド、関大はゾーンディフェンス、青学マンツーマンディフェンス。序盤両チーム、激しいディフェンスを仕掛ける。青学大は、早いボール回しから得点を重ねる、関西大は、単調なシュートを打つがなかなか得点できない、4分11-4青学大リードで関西大タイムアウト。しかし青学大はブレイク、インサイドとどこからでも得点を重ね、ディフェンスもプレッシャーを増す。関西大はパス回しに苦しみ得点が伸びず。24-10と青学が14点のリードを奪い第1ピリオド終了。
   
   第2ピリオド、開始から関西大は#47月本が連続11点を奪う、しかし関西大がミスからテクニカルファウルを犯し、青学#0橋本がきっちりと得点する。その後も青学大の勢いはとまらない、関西大は残り3分27-43でタイムアウト。ディフェンスを激しく仕掛けるが、ブレイクからのターンオーバーを連続してミスをし勢いに乗れない。ここで青学大はゾーンディフェンスに切り替えると関西大のミスを誘発し、得点につなげ再び点差を広げる。51-36と青学大がリードし後半へ。
   
   第3ピリオド、青学大は次々に得点を決めリードを奪う。一方、関西大はシュートの確率が上がらず苦しい時間帯が続く。さらに青学大は#16比江島が関西大のブレイクをブロックしさらに勢いをつける。関西大は淡々と流れるゲームを引き戻すべく、ディフェンスの変化を試みるがゾーンディフェンスも機能せず、打開できないまま72-54と青学大の18点リードで最終ピリオドへ。
   
   第4ピリオド、関西大はマンツーマンディフェンスから相手のミスを誘いにかかる、青学大は速いボール回しから、ランニングゲームを絡め運動量豊富なオフェンスを展開する。出てくるメンバーがすべて機能する層の厚さを存分に披露する。関西大はすぐにゾーンディフェンスに戻す。関西大は青学大のプレッシャーのかかるディフェンスの前に得点が伸ばせない。残り5分で青学大タイムアウト。関西大は#33吉田、#18河原、#47月本の連続3Pで71-83と12点差に詰め寄る。青学大は#0橋本が落ち着いて3Pを決め、激しくなる関西大のディフェンスに対して1歩も引かない。最後まで粘りを見せる関西大だがゲームセット。94-79で青学大が勝利した。
 

渡辺 徳雄 (関西学生バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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