ゲームレポート
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開催場所: 横浜文化体育館
試合区分: No.121 男子 2回戦
開催期日: 2008(H20)年12月03日(水) 主審: 石黒  勉
開始時間: 16:20 副審: 谷古宇 孝


天理大

( 関西1位 )

69

 
22 -1st- 13
13 -2nd- 16
10 -3rd- 10
24 -4th- 15
 

54


東海大

( 関東2位 )

関東2位という好成績で今大会に臨む東海大と関西随一の高さを誇る天理大の一戦。立ち上がりから4連続3Pシュートを沈めた天理大が優位に試合を展開していく。高さで劣る東海大だが#62長野がインサイドで奮闘を見せる。しかし、天理大は#10サンバが28得点、33リバウンドと超人的なスタッツでゲームを支配。加えて#4野口も要所での3ポイントシュートを決める。天理大が幾度となく追い上げに遭いながらも最後まで逆転はおろか同点すら許すことなく69-54で優勝候補筆頭の東海大に対してまさかのアップセットを演じた。
 
   第1ピリオド、天理大が#8知念からのパスを受けた#4野口の3Pシュートで先制。さらに#4野口が2本、#21清水(陽)が1本の3Pシュートを沈め、4連続3Pシュートと最高の立ち上がりを見せた。残り6分半に#24古川がゴールを決めるまで無得点だった東海大だが、#33西村や#62長野の得点で少し失速した天理大になんとか喰らいつき、22-13で第1ピリオド終了。
 
   第2ピリオド、天理大は#4野口がまたも3Pシュートを決めた。対する、東海大は#24古川、#32安部、#62長野らの得点で1点差に詰め寄る。しかし、その直後に#10サンバが高さを活かしたブロックや得点などでチームを引っ張り、35-29と天理大リードのまま前半を終える。
 
   第3ピリオドに入ると#10サンバの豪快なダンクシュートから天理大が勢いに乗り、点差が10点に開いたところで東海大はたまらずタイムアウト。その後、東海大は#24古川の3Pシュートで反撃の狼煙を上げかけたが、リバウンドが取れず天理大のオフェンスを止められない。さらに天理大は#8知念のパスが冴え渡り東海大の追撃を許さず、45-39と点差が変わらず最終ピリオドへ。
 
   第4ピリオド、東海大は#35中濱と#62長野らインサイドの活躍に加え、#33西村の得点で2点差に追いつく。だが天理大は#25平尾の3Pシュートや#10サンバの得点で東海大が掴みかけた流れを寸断。その後ミスが続いた天理大だったが、#10サンバのダンクシュートと#4野口の6本目となる3Pシュートを含む連続5得点がダメ押しとなる。ファウルゲームに持ち込んだ東海大を冷静にかわした天理大が69-54で準々決勝に駒を進めた。

船本 鷹平 (全日本大学バスケットボール連盟)

(C)Japan Intercollegiate Basketball Federation.
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